インフキュリオンG傘下のネストエッグ、銀行の更新系API機能を実装した自動貯金アプリ「finbee(フィンビー)」の正式版をローンチ

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インフキュリオン・グループ傘下のネストエッグは26日、銀行の更新系 API 機能を実装した自動貯金サービス「finbee(フィンビー)」の一般ユーザ向け正式版アプリを公開した。iTunes AppStore からダウンロードでき、当初利用できる対象口座は、住信 SBI ネット銀行の口座のみ。

銀行の口座情報にアクセスする API には、大別すると参照系 API と更新系 API の2種が存在するが、更新系 API はその名の通り、口座情報を外部サービスから更新する機能を持つため、接続連携にあたっては参照系 API よりも高いセキュリティや技術要件が求められ、ハードルが高くなることが多い。一方、更新系 API の利用普及により、ユーザはインターフェイスを銀行アプリやウェブサービスに依存することなく、さまざまなアプリやウェブサービスから自分の口座にアクセスが可能になる。

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finbee は、今年4月にインフキュリオン・グループが SBI インベストメントの FinTech ファンドから資金調達した際、資金の主な使途として紹介していたサービス開発の第一弾だ。このアプリは500円玉貯金の電子版とも言えるもので、ユーザが貯金の目標を設定することでモチベーションを保ちながら、自動で無理なく確実に貯金でき、さらに目標金額を達成するとボーナスポイントがもらえる仕組みを準備しているとのことだ。

来年以降、同アプリには、貯金する目的をアプリ上で共有しユーザ同士が貯金をシェアできる機能、貯金目的関連したサイトやサービスのレコメンド機能、貯金達成時のキャッシュバックポイント付与、貯金目的ごとに決済がお得になる提携企業からのクーポン配信機能などの追加が予定されている。

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