ポケットサイズのドローンや浮遊型倉庫など、着々と進むAmazonの物流関連特許の取得

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image via. Amazon.com

<ピックアップ> Floating warehouses, pocket-sized drones and a private tunnel network: Look at Amazon’s most ambitious, astonishing delivery patents

2016年8月には独自の飛行機を発表し、12月中旬にはドローンによる配達を収めた動画を公開したAmazon。Eコマースの域を越えて物流企業への変化を遂げる中、ここ1年でドローンや物流関連の特許取得に忙しく動いている。

同社が独自の物流網の確立に投資するのは当然のこと。当日および2日後のデリバリーを開始してから、送料コストがうなぎ上りだからだ。2016年に発表された9月締めの四半期レポートによると、送料は前年同時期比で43%上昇。その額は、39億ドルにのぼる。

2016年、Amazonが取得した特許には、音声コントロール式のポケットサイズドローン、浮遊型の倉庫、トラックに着陸できるドローン、コンベーヤーベルトなどを使った地下の配達網、重いパッケージを配達するために複数台のドローンを組み立てる特許などが含まれる。

例えば、トラックに着陸できるドローンは、着陸したドローンがそのままトラックによって移動することもある。ドローンを安全に着陸させ、また充電不足や何らかトラブルがあった際に役立つ、ドローンによるトラックのヒッチハイクというわけだ。

via. Recode

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