ユーザの好みに合ったワインを提供してくれるソムリエIoT「D-Vine Connect」

by Dean Takahashi Dean Takahashi on 2017.1.5

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D-Vine Connect は、フランスのスタートアップ 10-Vins が提案する新しいワインの楽しみ方だ。日常使うオブジェクトを、スマートかつインターネットにつなぐ IoT の新しい活用方法の一つである。

D-Vine Connect は選んだワインをそれぞれ最適な温度に調整し、飲みたいときにディスペンサーからグラスに注いでくれる。ソムリエのような機能を持った埋め込みタブレットが備わっており、まるで家の中に心地よいワインバーができたようだ。

今週ラスベガスで開催されている大規模テックトレードショー CES 2017 で、10-Vins はこのデバイスを披露する。同社は、この「ワイン版コーヒーマシン」の以前のバージョンをリリースしていた。

D-Vine Connect は、ワイン好きが絶妙のワインと食べ物の組み合わせを見つけるのを助けてくれる。まるで、レストランのソムリエやサーバのようだ。ユーザの味の好みと、おすすめの食事の両方を考えてくれる。

このマシンには人工知能が備わっており、ワンクリックでワインセラーを管理することもできる。ワインの消費状況やユーザの好きなワインにあわせて、D-Vice Connect は次のおすすめを提案し、ユーザが承認すれば、ワンクリックでそのボトルをオーダーできる。新しいワインを試したければ、手動でそれをオーダーすることも可能だ。

D-Vine Connect を使えば、部屋のカウチに座ったままブドウ畑を訪れることもできる。ワインを味わっている間、このアシスタントタブレットからは、10-Vins の専門家の説明付きでブドウ畑のショートムービーが再生される。

ワイン消費に関する匿名データを分析し、それをワイン業界に共有する機能も持っている。

10-Vins の CEO Thibaut Jarrousse 氏は、発表の中で次のように述べている。

2016年には600台以上を販売したが、それを次のレベルに持っていきたい。パーソナルなワインアシスタントによって、完全なワイン体験を提供し、ユーザの生活をより楽しめるものにしたい。

D-Vine(第一世代)はまもなく、アメリカの一部の都市でホテルや消費者向けに提供を開始し、2017年末までにカリフォルニアにワインラウンジバーをオープンする予定だ。価格は840ドルだ。

D-Vine Connect は、2018年後半にアメリカで購入可能になる。価格は未定だ。10-Vins は2016年に200万ユーロを調達しており、現在15人の従業員がいる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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