割り勘アプリ paymo 公開ーー個人間送金ではない方法でスマホでの割り勘を実現

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昨年11月に公開を予告していた割り勘アプリ「paymo」が今日、ローンチの日を迎えた。運営元の AnyPay が都内で発表会を開催した。

paymo は個人間での請求や支払いができるいわゆる「割り勘アプリ」。グループで飲食した際のお勘定を相手の口座情報を知ることなくスマートフォンアプリ経由で精算することができる。利用にはお互いが paymo を利用していることが必要で、ダウンロードやアカウント作成は無料。iOS と Android に対応している。

具体的な使い方をもう少し詳しく見てみよう。

まず利用者は請求側と支払側のいずれかを選択する。請求側は支払い金額やコメントなどを入力して請求情報を作成し、相手を選んで送信する。この際、割り勘への支払いであるということを明示するため、必ずレシートを登録する必要がある。相手先がアプリを持っていない場合はURL や QR コードで通知することもできる。

支払い側は請求に対して登録しているクレジットカード、paymo 内に溜まっている残金、ポイントなどで支払うことになる。使えるクレジットカードは Visa と Master になる。支払われたお金は登録している銀行口座から引き出すことになる。AnyPay 同様、決裁にかかる手数料は無料となっている。同社ではリリース1年以内での700万ダウンロードを目標としている。

なお、paymo はあくまで特定の個人に発生した債務(レストランなどで食事をした際のレシートが証明書となる)への支払いサービスということで個人間送金には該当しない、という説明だった。

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