CES 2017で披露された、興味深かったニュース・プロダクトを一挙総ざらい

SHARE:

ces-2017-3drudder

一年で最も贅沢で重要なテックトレードイベント CES がラスベガスで開催されている。想像されたように、イベントからは非常に多くのニュースがもたらされた。

でも、恐れることはない。CES 2017 からもたらされた大ニュースを以下にまとめた。

1日目

Acer が、価格9,000ドルの21インチ・カーブスクリーンゲームラップトップを発表

ces-2017-acer-predator-21

Acer は2つの新しいゲームラップトップを発表した。Acer Predator 21 X Notebook と Acer Predator 17 X だ。

21インチの Predator 21 X ゲームラップにはカーブスクリーンが備わっており、2月に9,000ドルで発売される予定。

詳細記事(英語)

Lenovo が新しいコンピュータ・ラインアップをローンチ

ces-2017-lenovo-thinkpad-x1-yoga-2017

CES 1日目の中央ステージでは、Lenovo が同社の ThinkPad X1 ラインの新しいデバイスを披露した。Ultrabook、コンバーチブル・ラップトップ、タブレットで、いずれも Windows 10 が搭載されている。

第2世代の ThinkPad X1 Yoga は1,500ドルで販売される予定で、一方新しい第5世代の ThinkPad X1 Carbon の価格は1,350ドルから。

詳細記事(英語)

Lenovo が Smart Assistant をローンチ

ces-2017-lenovo-smart-assistant

Lenovo も自らスマートアシスタントの競争に足を踏み入れた。Smart Assistant という名前のこのデバイスは130ドルで、Lenovo 版の Amazon Echo であり、Alexa が動作する。このプロダクトは5月に店頭に並ぶ予定だ。

詳細記事(英語)

足でゲームやアプリをコントロールできるデバイス「3dRubber Wireless」

ces-2017-3drudder

ニューヨークを拠点とするスタートアップ 3d Rudder は、PC ゲーム、モバイルアプリ、VR ヘッドセット用の足で操作できるコントローラをローンチした。我らが VentureBeat の Dean Takahashi は、「CES 2017 で、最も不思議なプロダクトかもしれない」と言っている。

詳細記事(英語)

個人が VR 放送できる Hubblo のポータブル360カメラ

ces-2017-hubblo

香港を拠点とする Hubblo は、4K で 3Dライブストリーミングができる Hubblo VR Camera を発表。4K 撮影できる、全部入りカメラは 1,000 ドルで発売される見込み。

詳細記事(英語)

Mayfield Robotics が700ドルのホームロボット「Kuri」をローンチ

ces-2017-kuri_speaks_robot

Mayfield Robotics は同社初となるロボット「Kuri」を紹介した。アメリカで、100ドルの預かり金を入れることで、700ドルで予約注文ができる。何かに気付いたり、移動したりする機能だけでなく、家を明るくするよう設計された個性を持っているとされている。

詳細記事(英語)

Keyshare Technology を自撮りができるドローンを発表

ces-2017-keyshare-kimon

KeyShare の Kimon は、簡単に使えるポータブル・ドローンで、バッテリー交換可能で高品質の写真が撮影できる。4K で毎秒25フレームの動画録画可能な16メガピクセルをはじめ、すべての機能は、素晴らしい自撮り体験ができるよう最適化されている。

詳細記事(英語)

Polar が、心拍数モニター内蔵のコネクティッド・スポーツシャツを披露

ces-2017-polar-connected-shirt

アクティビティ・トラッカーや WiFi スケールなど、多岐にわたるスポーツ・トレーニング・コンピュータで知られる Polar は、健康トラッキング機能を内臓した新しいコネクティッド・スポーツシャツを発表。Polar Team Pro Shirt は、同社が既に提供している、Polar Team Pro の胸部に着用するストラップを含む、アスリート向け心拍数モニタリングハードウェア上に作られており、費やした体力や体力回復の速度など、アスリートのパフォーマンスをコーチにリアルタイムデータとして届ける。

詳細記事(英語)

2日目

Samsung が、アーリーステージのテックスタートアップに1.5億ドルを投資へ

ces-2017-samsung

Samsung は4日(水)、最先端技術に特化したアーリーステージのスタートアップを支援する用意があると発表した。同社は、社内の世界的なイノベーショングループを通じて、仮想現実(VR)、人工知能(AI)、IoT、および、他の新領域技術に特化したビジネスを対象とした、1.5億ドルのファンドを創設した。

詳細記事(英語)

Nvidia が、人工知能カーの開発でアウディと提携

ces-2017-nvidia-car

Nvidia はアウディと提携し、新世代の自動運転車用の人工知能の開発に着手する。両社は、先進的な自動車アプリケーションに向けた Nvidia の最新技術を商用化を目指している。

詳細記事(英語)

トヨタの最新コンセプトカーは、人工知能を使って運転習慣を認識

ces-2017-concept-i-exterior-at-sunset

トヨタは自動運転車に参入し、ハンズフリーで目的地へたどり着けるだけでなく、ルート、運転パターン、スケジュール、感情、他のデータポイントを学習するシステムを創造している。

この未来を彷彿させる車に興奮するのはまだ早い。このような車が市場に出てユーザの手に届くようになるまでには、まだ少し時間がかかりそうだ。

詳細記事(英語)

HoloLamp は、メガネをかけない拡張現実(AR)を提供

ces-2017-hololamp

HoloLamp は、同社の拡張現実(AR)投影システムを CES 2017 で発表した。この投影システムにより、実際に存在する物体と AR が相互作用することが可能になり、動く映像を見るのに特別なメガネやスマートフォンが不要である。

HoloLamp 投影システムは、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」に出てくる 3D チェスのような、動くチェスゲームとともに出荷される予定で、同社によれば、今年の第一四半期に購入できるようになるとのことだ。

詳細記事(英語)

子供にコーディングを教え、生活に創造力をもたらすロボット「Lego Boost」

ces-2017-lego-boost

Lego Mindstorms は、ロボットのプログラム方法を多数の10代の子供達に教えてきた。そして、今回 Lego Group は、子供達にコーディングの方法を教えるロボット「Lego Boost」をローンチする。

詳細記事(英語)

ペットの歩き回った軌跡を捕捉する「Whistle 3」

ces-2017-whistle

ペットの軌跡記録デバイスを開発する Whistle は、CES 2017 で Whistle 3 を発表。迷子になったペットの位置をs早く検出し、毎日の運動量を記録することもできる。最新のプロダクトでは、活動モニタリング機能がアップグレードされ、継続的に位置を捕捉をできるようになった。

詳細記事(英語)

3日目

電気自動車の充電速度を8倍にする ChargePoint

ces-2017-chargepoint

ChargePoint は、電気自動車の充電プラットフォーム「ChargePoint Express Plus」をローンチ、充電速度を8倍にまで高速化する。同社によれば、10〜15分の充電で数百マイルの移動が可能になるという。

詳細記事(英語)

Ford は、数百万台の自動車に Amazon Alexa を搭載予定

ces-2017-amazonecho_2733_hr

Ford は、同社のサービス「Ford Sync3」に Amazon Alexa を組み込もうとしており、運転者が車やスマートフォームデバイスを制御できるようにする。

詳細記事(英語)

Lumus は、視野の広いスマートグラス向けの AR ディスプレイを披露

ces-2017-lumus

最近4,500万ドルを調達したイスラエルのスタートアップ Lumus は、今までより広い視野を提供するスマートグラス向け AR ディスプレイを披露。

詳細記事(英語)

Coros は、骨伝導スピーカーを内蔵した、スマートサイクリング・ヘルメット「Linx」を発表

ces-2017-coros

Coros Wearables は、スマートサイクリング・ヘルメット「Linx」を紹介。このプロダクトには、耳を塞がない骨伝導スピーカーを採用した興味深い技術が採用されている。

音楽再生、電話での通話、他の自転車走者との会話を、頭部横からの骨伝導により可能にする。

詳細記事(英語)

Kodak、Kodakit で「未来の写真エコシステム」を創造へ

ces-2017-kodakit

以前はカメラ企業大手として知られた Kodak だが、写真家をブランドとつなぐ新しいオンデマンド写真サービス「Kodakit」の世界ローンチとあわせ、同社が「未来の写真エコシステム」と呼ぶ構想を発表した。Kodakit は現在37カ国で利用可能で、ニューヨーク、サンフランシスコ、パリ、ロンドン、デリーなどの大都市圏をカバーしている。

詳細記事(英語)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する