バーチャルリアリティ(VR)によるセックス・シミュレーションが、日米両国で人気を集めている。ある日本の会社は、アダルト VR ゲームが欧米で躍進を遂げることを期待しているようだ。
「なないちゃんとあそぼ」は、Ocurus Rift や HTC Vive でバーチャルセックスができる、若い女性とのエロチック・シミュレーションゲームの一つだ。ヘッドセットを着用して没入感が得られるだけでなく、VR アニメと動きが同期するセックスドールの胴体を使って、セックスをシミュレーションすることも可能だ。
このゲームの製作者は、多くの VR ポルノクリエイターが製品を紹介する、ラスベガスのアダルトトレードショー「AVN」でヒット作となることを目指している。AVN Adult Entertainment Expo は1月18日〜21日にラスベガスで開催される。
日本から投資を受けている、ロサンゼルスのスタートアップ ImagineVR の CEO Ayaka Hahn 氏は、「なないちゃんとあそぼ」を VR コンテンツプラットフォームで配信していると語った。
スマートフォンのジャイロセンサーを、アプリや VR アプリの中のアニメのフィギュアと同期させることができる、と Hahn 氏は語った。プレーヤーは、セックスの感覚をシミュレートするドールを使って、なないちゃんの部屋で彼女とセックスができる。視線制御で、彼女の洋服や下着を変えることも可能だ。
このゲームを制御するのは簡単で、スマートフォンをドールに付けておくことで、なないちゃんはその動きにそって反応する。あらゆる体位で、バーチャルキャラクターとのセックスをシミュレーションできる。
ガールフレンドとの初めてのセックスというゲームのテーマに設定されているので、セックスの動きはソフトなつくりになっている。(Hahn 氏)
このゲームは、VRJCC というインディーズグループが、大学に通っていた頃ガールフレンドがいなかったことを回想して制作した。彼らはバーチャルなガールフレンドをを作り上げることを決め、日本ではこのゲームが2016年夏にデビューした。
現在、「なないちゃんとあそぼ」は日英両語でダウンロードできる。新しいアップデートは今春に出される予定だ。ImagineVR は以前、「BeachHouseSex」という VR ポルノタイトルを制作している。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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