東京下町の職人が作り出すテキスタイルブランド「apples & oranges」がローンチ、Makuakeで手作りバッグのクラウドファンディングを開始

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2017.2.16

Image credit: apples & oranges

東京を拠点とする apples & oranges は16日、東京下町の職人が作り出す同名のテキスタイルブランドを立ち上げ、その第一弾として、テキスタイル4柄とハンドメイドのバッグを発表した。量産のための資金調達とブランド/商品露出を意図して、今日から「Makuake」上でクラウドファンディングを開始した。

apples & oranges ではオリジナルのテキスタイルを用いて、東京の縫製職人の技が活きるハンドメイドのハンドバッグを展開していくとしている。神田・日暮里・浅草などには今も多くの縫製職人が仕事を営んでいるが、機械縫製の安価な製品に押され、以前に比べて営業状況は厳しいものとなっている。ハンドメイドという原点回帰と、縫製職人に商流のイニシアティブを取り戻してもらうという観点では、「nutte(ヌッテ)」を運営するステイト・オブ・マインドや「Factelier(ファクトリエ)」運営するライフスタイルアクセントなどとも共通するコンテキストを感じとることができる。

小田駿一氏

apples & oranges を立ち上げたのは、JT(日本たばこ、東証:2914)在籍時の2015年にヒトメディアとの合弁でヒトトキインキュベータを立ち上げ、学生時代にはファッション雑誌の立ち上げや編集に携わっていたという異色のキャリアの持ち主である小田駿一氏だ。小田氏の実家は縫製工房を営んでおり、昨今の業界の状況を打破すべく apples & oranges を立ち上げた。小田氏のほかにも、テキスタイルデザイナーの中原緑氏、音楽アーティストの佐久間海土(かいと)氏、ソーイストの福田郁子氏といった個性豊かな顔ぶれがチームに参加している。

Makuake 上でのクラウドファンディングは4月中旬まで実施され、来月以降、小売店向けの卸売販売や自社Eコマースサイトでの販売を順次開始予定。4月下旬からは伊勢丹のオリジナルブランド「ナンバートゥエンティーワン」とのコラボ商品を販売開始する計画だ。

apples & oranges のバッグ縫製風景
Image credit: apples & oranges

apples & oranges は Makuake 上で、4月中旬までの60日間で100万円を集めるクラウドファンディング・キャンペーンを展開しているが、キャンペーン初日の数時間ですでに50万円超の資金を集めており、このキャンペーンが目標を達成するのは時間の問題だろう。3月8日からは、apples & oranges の製品が、東急プラザ銀座にあるハンカチ専門店「Swimmie」でも展示販売される予定。オンラインでは肌感がつかめないというユーザは、こちらで手に取ってみることをお勧めしたい。

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