中国の優れた水中ドローン4選

by TechNode TechNode on 2017.2.17

Image credit: crystaleyemedia / 123RF

DJI(大疆)やEHang(億航)をはじめとする中国の新興ドローンメーカーの大きな貢献により、軍事機器だった飛行ドローンは完全に日常生活の身近な道具になった。彼らは鳥の視点から見た世界を提供しようと努力しているが、一方で、海中の眺めを提供することに特化した中国企業も存在する。

こうした企業のいくつかを紹介するために、消費者向け水中ドローンを扱う中国スタートアップのリストを用意した。以下に紹介しよう。

FiFish Atlantis

FiFish Atlantis は、大衆消費者市場向けのスマートROV(遠隔操作型水中無人探査機)だ。FiFish Atlantis を使うことによって、高画質の水中映像を撮影し、その映像をリアルタイムで地上に送ることができる。最大使用深度は100m で、フル充電で2時間使用可能なバッテリーが内蔵されている。

専用のカメラを取り付ければ、VR・ARアプリケーション用に画像を収集することも可能だ。さらに、FiFish シリーズは、ロボットアームや海洋環境検知システムを搭載し、産業用水中作業プラットフォームとして機能することもできる。

FiFish Atlantis の開発企業 Qiyuan Technology(鳍源科技)は、中国のインキュベーションプラットフォーム Taihuoniao(太火鳥)のプロジェクトから生まれた企業で、中国スタートアップ界のカリスマである Kaifu Lee(李開復)氏と Xiaomi(小米)の共同設立者である Li Wanqiang(黎万強)氏から資金提供を受けている。

White Shark Mini(白鯊MINI

White Shark Mini(白鯊 MINI)は、200万画素の映像が撮影可能なレジャー用の水中ドローンだ。3DカメラやGPS、ソナーなど他のガジェットを取り付けて動かすことができる。

White Shark Mini を開発する Deepfar Ocean Technology(深之藍海洋設備科技)は、主に軍事用水中ビークルの調査・開発を行っている。

軍事用のものは受注量が安定せずプロジェ クトのサイクルも長いということもあり、北京に本社を置く同社は、中国のドローンブームに乗るため昨年初めにWhite Shark(白鯊)ブランドをローンチし、消費者市場に手を伸ばした。同じブランドの商品に White Shark MAX(白鯊 MAX)というものがあり、それは、映画製作者や水族館のスタッフなどプロの顧客をターゲットにしている。

GLADIUS

GLADIUS は、撮影、観察、および探索のために開発されたスマートROV水中ドローンだ。ポータブルデバイスなのでサイズは 430mm × 260mm × 95mm、重さはわずか3kg。このガジェットには2つのバッテリーが内蔵されており、1回の充電で最大3〜4時間持続する。

GLADIUSの優れた点の一つは、精密な動作性である。 Quattro-thrusters デザインにより、最大4ノット(2m/s)の速度であらゆる方向に素早く動くことができる。

<関連記事>

PowerRay

上述の ROV は全体的に娯楽目的のために設計されているが、PowerRay はより具体的な分野に特化している。釣りだ。 PowerRay は、淡水、海水、さらに凍った水でも使えるように設計されており、水深最大30mまで潜航可能で、ソナー技術と魚誘引ライトを利用し、魚を検知しておびき寄せる水中ロボットだ。

より没入感のある体験を実現するために、このドローンは PowerVision VR ゴーグルに接続することができ、今までにない視覚体験を提供してくれる。ゴーグルの重力およびジェスチャー認識機能により、ユーザの頭の傾きがロボットの動きと連動しており、それによりロボットを制御することが可能だ。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

ニュースレターの購読について

毎日掲載される記事の更新情報やイベントに関する情報をお届けします!

----------[AD]----------