クラウド向けセキュリティスタートアップのEvident.ioが2200万ドルを調達、GVが主導

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上: Evident.io platform
Image Credit: Evident.io

パブリックなクラウドインフラを提供するAmazon Web Service(AWS)向けにセキュリティサービスを提供するEvident.ioが2200万ドルの資金調達を終えたことを本日発表した(編集部注:原文掲載2月9日)。今回のラウンドはGV(元Google Ventures)が主導した。

カリフォルニアのプレザントンに拠点を置くスタートアップは二つの製品を提供している。一般ユーザー向けのSaaS製品と、データプライバシーに対する意識の高い政府関連機関や組織向けのプライベートSaaSである。「AWS上に設置された自分のバーチャルプライベートクラウドに、Evident Security Platformを走らせることが可能になります」とCEOのティム・プレンダーガスト氏はVentureBeatへのメールで語っている。

ソフトウェアのライセンスは月毎、または年間契約で購入可能だ。現在、200の顧客をもち、プレンダーガスト氏によるとAdobe、Airbnb、Capital One、Sony、HBO、Starbucksなども顧客であるとう。

現在は、AWSとMicrosoft Azureインフラ上で使うことができるEvident Security Platformの開発とテストを行っている。「今年前半にはこの製品の販売をスタートできるでしょう。Google Cloudなど、その他のプラットフォーム向けにもサポートを追加したいと考えています」とプレンダーガスト氏は言う。

既存の投資家には、Bain Capital、True Ventures、Venrockが参加している。2013年の創業以来、4900万ドルを調達した。現在、79名の従業員がいる。

(本記事は抄訳です。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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