今日(原文掲載日:2月14日)はバレンタインデーだが、チョコレートが男性のための最高にして究極のプレゼントだと思ってはいけない。少なくとも韓国では、化粧品が男性への良いプレゼントになる。
韓国コスメ情報アプリの Bird View(버드뷰)のデータによると(韓国語原文)、メイクアップに対する韓国人男性の関心は、バレンタインに急速に高まるのだそうだ。
実際、1人当たりのスキンケア商品の消費量では、韓国人男性が世界一で、男性用化粧品の市場規模は10億米ドル以上だ。
Bird View の主力アプリ「Hwahae(화해=ファ解、ファッション解説の意味)」は、昨年のバレンタインの前後1か月間の検索トラフィック2,000万件を分析したところ、その期間中、男性用メイクアップ化粧品を探している男性の割合が大幅に増加した。
Hwahae によると、男性による男性用化粧品の検索数は、バレンタインの前の週に平均133%増加したらしい。特に、コンシーラーやアイブローペンシルなどのメイクアップ商品の検索に関しては、その1週間は普段の2倍だったという。
そもそも、なぜ韓国人男性は化粧をするのか?ほとんどの韓国人男性は、兵役中、強い日差しにさらされる屋外活動が頻繁に行われるため、スキンケア商品や日焼け止めに興味を持つようになる。韓国の化粧品会社 AmorePacific によると、韓国の軍人男性の70%が化粧品を使用している。そして兵役後も、普段の生活や就職面接などの特別な場面で化粧品を使い続けるようだ。
Hwahae で CMO を務める Yoonjin Jung 氏はこう語る。
男性用化粧品は今では一般的で、男性用化粧品市場は毎年30%〜40%成長しています。現在、市場における男性用化粧品の選択肢が広がったため、男性用化粧品に関する細分化された情報のニーズが高まっています。当社はそれらに関連した情報をより多く提供するために努力しています。
Hwahae では、9,000のブランドで製造された8万7,000の化粧品に含まれる7万種類以上の成分に関する情報を提供しており、ユーザはそれらの商品に関するフィードバックをすることができる。同社は e コマース機能を最近導入しており、ユーザ350万人から収益を得たい考えだ。
日本のコスメ・美容ポータルサイト「@cosme」では、化粧品成分に関する情報やユーザレビューを提供している。1,000万人以上のユーザがこのポータルサイトを利用しており、日本で実店舗型の化粧品店も運営している。
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