身体的な打撃を受けることなくNFLの選手にメンタルな訓練を提供するVRソリューション「STRIVR」

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<ピックアップ> This virtual reality startup is training NFL quarterbacks to be the next Tom Brady

先週末、NFLの勝者を決める「Super Bowl」が全米を賑わせたばかりだが、そんなプロフットボールのトレーニング現場で、VR(仮想現実)技術が使われているという。

シリコンバレーが拠点のスタートアップ「STRIVR」は、NFLや大学のフットボールチームのトレーニングをバーチャルに訓練するプラットフォームを提供している。

まるで試合で戦っているかのような感覚を味わいながらメンタルをトレーニングし、しかも、それを無傷でできる。VRなら実際の10%の速度で臨めるため、負傷してしまった選手などでもメンタルのトレーニングだけは継続することができる。

トレーニング向けソリューションは高額だが、同社はエンタメの分野にも足を踏み入れ始めている。最新のソリューションは、アイスホッケーのゴールキーパーになりきれるシミュレーターだ。CGに頼らず、実際の練習や試合の動画を用いるVR体験であるため、ファンとチームの交流などに使われている。

STRIVRは、すでにDallas CowboysやSan Francisco 49ersを含むNFLの6チームが導入している。

via. Recode

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