空飛ぶ起業家が主催する雲の上でのハッカソン「HACK HORIZON」、5月5日〜8日に香港→ロンドンのフライトで開催——3月24日まで応募受付中

Masaru IKEDA by Masaru IKEDA on 2017.3.16

世界の各地を飛び回る起業家(jet-setting entrepreneur)に、「どこを拠点に活動しているの?(Where are you based?)」と聞いて、「飛行機の上だよ(I’m based on a plane.)」と返ってくる答には、少しクールな響きを覚えつつも、「そんなんで仕事が回るかしら」という懐疑心を禁じ得なかった。しかし、人工衛星を使った機内インターネット(in-flight WiFi)が世界中の航空会社で導入されるようになり、飛行機というかつては外界から連絡がつきにくかった〝サンクチュアリ〟にも、時間を問わずメッセージの嵐が飛んでくる。かくいう筆者も飛行機の中から記事をアップするのが日常化してしまった。

高度36,000フィート上空でハッカソンを開催しようという、空飛ぶミレニアル起業家たちがいる。British Airways、ロンドンのヒースロー国際空港、香港国際空港などの協力を得て、5月5日〜8日の4日間にハッカソン「HACK HORIZON」が開催される。ハッカソンで作るプロジェクトは旅に関するもので、ヒースローや香港の空港では実際の旅行客を相手にユーザバリデーションを確認することも可能だ。ロンドン到着後は、旅行スタートアップ・ハブである TravelTech Lab を訪問し、最終日はロンドン交通博物館にメディアや審査員を集めピッチ決勝が行われる。

このハッカソンへの参加募集が開始されたのでお知らせしたい。応募者はまずは作りたい/実現したいと思っているプロジェクトやアイデアを、簡単な説明とともにサインアップする。書類選考の上、上位250人にはビデオでの1分ピッチへの参加が促される。そこからさらに100人が選ばれ、オンラインインタビューを経て、32人が HACK HORIZON への参加を認められる。応募の締切は3月24日だ。

主催者の話によると、このプロジェクトは利益目的ではなく、運営にかかわるメンターやアドバイザー達も基本的に手弁当だとのこと。香港⇄ロンドン間の往復航空運賃や宿泊費は、スポンサーの協力により主催者が拠出する。参加者32人に選ばれた場合のみ、自分の居場所から香港までの往復移動費用、必要であればビザ申請費用(日本人が香港やイギリスを観光目的で訪問する場合、基本的にはビザは不要)、HACK HORIZON プログラム参加費用として1,000香港ドル(約15,000円)が自己負担となる。

ゴールデンウィークの終盤戦、日本を離れ未知なる体験に挑戦したい読者はぜひこの機会にご応募を。

Masaru IKEDA

Masaru IKEDA

1973年大阪生まれ。インターネット黎明期から、シンクタンクの依頼を受けて、シリコンバレーやアジアでIT企業の調査を開始。各種システム構築、ニッポン放送のラジオ・ネット連動番組の技術アドバイザー、VCのデューデリジェンスに従事。SI、コンサルティング会社などを設立。Startup Digest(東京版)キュレータ。

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