インドネシアのオンデマンド配車アプリ「Go-Jek」、ユーザ間で電子マネーの相互送金が可能に

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Go-Jek
Photo credit: YouTube

インドネシアのオンデマンド配車アプリ Go-Jek が、シンプルな e ウォレットを導入したのは少し前のことだ。ユーザはアプリ上でクレジットを保管し、運賃の支払いやサービスなどの購入にあてることができる。クレジットポイントは e ウォレットの残高から差し引かれるため、現金を扱う面倒を省くことができる。Go-Pay クレジットは、運賃の支払い以外に、アプリ経由でサービスやアイテムを購入する際にも使用できる。

同スタートアップは最近、ユーザ間で相互に Go-Pay クレジットを無料送金できる新機能を導入した。Go-Jek はこの機能により、ユーザ間で相互処理が可能な非常に強力なペイメントソリューションへと大きく前進することになる。

同社広報によると、現在のところ、アプリの一部のユーザのみがこの機能を利用できるという。

同機能を利用できるユーザの画面はこのように表示される。

Go-Pay-transfer
Go-Pay残高の下にクレジットの送金や払い戻しといったオプションが追加される

また Go-Jek によると、機能の導入が完了すれば、ユーザは複数のパートナー銀行で Go-Pay クレジットを現金化できるようになるという。どの銀行がその対象となるかはまだ明かされていない。

しかしユーザがこの機能を利用するためには、クリアしなくてはならない手順が1つある。ユーザはアカウントの認証用に顔写真と公式 ID をアップロードしなくてはいけない。

広報は次のように語っている。

この機能の追加により、Go-Pay のユーザエクスペリエンスが向上し、Go-Jek アプリが改善することを願っています。同機能は、キャッシュレス社会という概念を推し進め奨励しようという、当社のコミットメントを証明するものです。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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