荷物預かりの「ecbo cloak」が京都に進出、訪日外国人をターゲットに京町家や着物店でもサービスを提供

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Image credit: ecbo

荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を運営する ecbo は4月26日、同サービスを京都でローンチすることを発表した。2017年1月にサービスを正式ローンチしてから約3カ月での関西進出となる。

ecbo cloak は「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを持つ店」を繋ぐシェアリングサービスで、今回の京都進出は同市のかかげる観光施策「京都観光振興計画2020」が背景にあるとのこと。京都の外国人宿泊客をターゲットにコインロッカー不足の解決を目指す。

まずは京都の加盟店50店舗のうち20店舗でサービスを開始予定で、荷物を預かる店舗は京町屋をリノベーションしたカフェやゲストハウス、着物店など。荷物を預けることをきっかけにユーザーが現地の楽しみ方を発見することも狙っている。

同社代表取締役の工藤慎一氏によれば、京都での店舗開拓はテレビや新聞などのPR効果でオーガニック登録してくれる店舗が多かったとのこと。関西の開拓スタッフが今後も現地営業を続け利用店舗の拡大を目指す。

今後の展望について、工藤氏は次のようにコメントしている。

5月に大阪、6月に福岡、7月以降に名古屋、北海道、神戸と対応地域を拡大していく予定です。2018年3月末までに全国10,000店舗で利用可能な状態を目指します。また新機能としていずれは荷物の配送などもできればと考えています。

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