Facebookの秘密プロジェクト「Building 8」、皮膚でコミュニケーションする技術を開発中

by Jordan Novet Jordan Novet on 2017.4.20

上:皮膚を通じて情報を理解することを可能にする人工蝸牛の入ったスリーブをしようしている様子
Image Credit: Screenshot

Facebook が内密に進めているハードウェアリサーチグループの Building 8 のリーダー、Regina Dugan 氏は本日、同組織が取り組んでいることについて公式の場で初めて言及した(編集部注:原文掲載4月19日)。

Dugan 氏は Google に4年間在籍したのち、昨年 Faceook に加わっている。Google では応用テクノロジー・プロジェクトの部署(ATAP)でチーフを務めていた。最終的には終了してしまったモジュラースマートフォンのコンセプト Project Ara も ATAP が進めていたプロジェクトである。その他、Project Vault も同様に未完で終わっている。

今週初め、The Information は Building 8 が振動する「ハプティックベスト」や、より一般的な拡張現実(AR)に取り組んでいることを報じた。だが今日は、Dugan 氏はその他の二つのプロジェクトについて語っている。

まず、Facebook はカスタムで作られた人工蝸牛を通じて特定の信号を知覚できる、腕に装着するスリーブのようなものをテストしている。

さらに、ユーザーがお互いにコミュニケーションできるような無侵襲(訳注:身体を傷つけないもの)のセンサーにも取り組んでいる。脳から1分で100ワードを入力できるようにすることが目標だ。脳内で起きているすべてのことではなく、伝えたいものだけを。このプロジェクトにおいて、Facebook はカリフォルニア州立大学サンフランシスコ校、同大学バークレー校、ジョンズホプキンス大学医学部、同大学の応用物理学研究所、ワシントン大学医学部の研究者たちと提携している。

Dugan 氏は言う。「こうしたことを全てつなぎあわせれば、私が中国語で考えていることをすぐに相手がスペイン語で感じることができる日もそう遠くないかもしれません。こんな能力が世界中の、読み書きができないけれど考える、感じることのできる7億8,000万の人々に与えられた状態を想像してみてください」

Facebook は、イーロン・マスク氏が新たなスタートアップ「Neuralink」に取り組んでいることをウォールストリートジャーナルが報じた1週間後に、これらのプロジェクトについて明かした。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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