中国の街角でスマートデバイスの充電を可能にするバッテリー貸出サービス「Xiaodian(小電)」、シリーズAラウンドで約16億円相当を調達

by TechNode TechNode on 2017.4.21

中国の地元メディアによると、パワーバンクのレンタル事業を展開する Xiaodian(小電科技)が昨日、Tencent(騰訊)および Hangzhou Vision Capital Management(元璟資本)がリードするシリーズAラウンドで1億人民元(約16億円)相当の資金を獲得したと発表した。

このラウンドには他にもCDH Investments(鼎暉投資)、GSR Ventures(金沙江創投)、DT Capital Partners(徳同資本)、In Capital(盈動資本)が参加した。

Xiaodian を運営する Beijing Yidianyuan Network Technology(北京伊電園網絡科技有限公司)は、元Alibaba(阿里巴巴)社員の Tang Yongbo(唐永波)氏によって昨年12月に設立された。公式ウェブサイト上で公開されている情報によると、同社は独自のスマートワイヤレス充電装置を開発した。

Xiaodian のパワーバンクは、飲食店、ビリヤードルーム、カラオケ、地下鉄といった公共の場に設置が可能だ。ユーザは Xiaodian アプリを携帯電話にインストールするか、あるいは WeChat(微信)でQRコードをスキャンし、1回1人民元でパワーバンクをレンタルしてスマートデバイスを充電することができる。デポジットは不要だ。

Xiaodian は北京市内の飲食店1,000店以上とすでに提携を結んでいるが、今回新たに獲得した資金を利用し、今後は国内の他の都市へもサービスを展開していく予定である。

中国では、車、自転車、電気自動車からアパートに至るまで、あらゆる物をレンタルする風潮が高まっており、過去2年間を表す流行語として「シェアリングエコノミー」という言葉が広まっているようだ。

サマーダボス会議2016(2016 Summer Davos Forum)で発表された報告書によると、中国におけるシェアリングエコノミーは3,000億米ドルを上回り、今後5年間で毎年40%の成長率を達成すると予想されている。

急成長を遂げるセクターは Tencent といったインターネット大手企業の関心も集めている。同社は、自転車レンタル事業を展開するMobike(摩拜単車)のシリーズCおよびシリーズDラウンドで多額の投資を行っており、他にも配車サービス大手のDidi(滴滴)にも投資している

【via Technode】 @technodechina

【原文】

ニュースレターの購読について

毎日掲載される記事の更新情報やイベントに関する情報をお届けします!




----------[AD]----------