東南アジアの低価格ホテルプラットフォーム「ZEN Rooms」、シリーズAラウンドで410万米ドルを獲得

by e27 e27 on 2017.4.21

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Image Credit: ZEN Rooms

東南アジアにあるオンライン低価格ホテル事業者大手の ZEN Rooms が、米国を拠点とするベンチャーキャピタル企業 Redbadge のアジア太平洋支部である Redbadge Pacific および SBI Investment Korea がリードするシリーズ A ラウンドで、410万米ドルを調達した。

以前も投資に参加した Asia Pacific Internet Group も今回のラウンドに参加している。

シンガポールに本社を置く同スタートアップは調達した資金を利用し、アジアでのビジネスをさらに拡大する他、新たな機能もロールアウトする予定だ。

今回の投資を受け、今日に至るまでの ZEN Rooms の調達総額は800万米ドルに達した。

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ZEN Rooms 共同設立者 Kiren Tanna 氏

低価格型のホスピタリティ企業である ZEN Rooms は2015年、ジャカルタでスタートした。8か国にわたり、40を超える都市において、1,000か所以上でビジネスを展開している。

ZEN Rooms によるフランチャイズビジネスは、現地の独立した低価格宿泊施設(ホテル、ゲストハウス、B&B、アパート)を品質管理、業務改善、データアナリティクス、イノベーションおよびエコノミーのスケール拡大を通じて改善している。ZEN が提供するエアコンと Wi-Fi 付きのエンスイートダブルルームの最安値は、すべて込みでたったの10米ドルだ。

ZEN Rooms の共同設立者兼グローバルマネージングディレクターを務める Kiren Tanna 氏は次のように語っている。

私たちはインドネシアに広く普及していた信頼性の低い低価格宿泊施設に終止符を打つため、2015年に ZEN を設立しました。以来、当社は同地域で最も評価の高い低価格宿泊施設のフランチャイズ企業として認められ、8か国に事業を拡大してきました。

同社は昨年3月、シンガポール、タイ、スリランカ、フィリピンへとビジネスを拡大している。またその数週間後、ブラジルにも参入を果たした

Tanna 氏はまたこう付け加えた。

宿泊料金の現地払いや自動チェックイン機の他、今後も様々なサービスを導入していく予定です。今ではデータに基づく価格設定、販売、法人営業など、当社が商業面や運営面で全室を管理しているホテルが数多くあります。こういったことは独立したホテルの多くが単独では対応できないことです。今回の資金調達ラウンドは、当社が主導的立場を早期に強化し、東南アジアに展開する現代の低価格宿泊施設に新たな機能をローンチしていく上で重要なマイルストーンとなっています。

また、APACIG の CEO を務める Hanno Stegmann 氏は次のように語っている。

新興市場において低予算旅行者が抱える信頼性や安全性上の大きな問題に効率的に対処する ZEN Rooms は、当社の投資先ポートフォリオの中でも非常に有望な会社です。ZEN はわずか2年足らずで、東南アジアの旅行者にとって最もコストパフォーマンスの良い宿泊施設となり、また地域の既存ホテルチェーンに代わる具体的な選択肢としてもとらえられるようになりました。

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Image Credit: ZEN Rooms

米国に拠点を置く民間投資会社 Redbadge は、イノベーティブ・グロースステージやミドルステージにある企業を対象とし、資本提供を行い戦略的な協力関係を結ぶ。Redbadge Pacific は同社のアジア太平洋支部。また30年の歴史を持つ SBI Investment Korea は、韓国初のベンチャーキャピタル企業である。

【via e27】 @e27co

【原文】

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