福岡市は8日、FUKUOKA growth next 内にあるスタートアップ支援施設「スタートアップカフェ」に、福岡市内のスタートアップの海外展開と海外スタートアップの福岡市内における活動を支援に特化した「Fukuoka Global Startup Center」を開設すると発表した。同センターは8日11時から業務を開始する。
海外販路拡大のための現地情報の提供やビジネスパートナーの紹介、現地調査のための支援施設の利用、海外スタートアップイベントへの出展に向けたイベント情報の提供など。福岡市では、これまでにエストニア政府、ヘルシンキ市、台北市、台湾スタートアップハブ、サンフランシスコ D-HAUS(btrax による運営)と MoU(覚書)を締結しており、これら MoU 締結先施設を福岡のスタートアップが活用できるようにすることで活動を支援する。
情報提供やパートナー紹介においては、海外各地に造詣の深い、福岡を拠点とするスタートアップや起業家が支援する。イギリスは Qurate の Tom Brooke 氏、イスラエルは F Ventures の両角将太氏、台湾はヌーラボの橋本正徳氏、フィンランドはらいねんの牧之瀬英央氏、フランスは ikkai の Yasmine Djoudi 氏と Thomas Pouplin 氏、大学は九州大学の熊野正樹氏が担当予定。
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また、5月末から6月初めにかけて、台湾・台北市内でアジア最大規模のテックカンファレンス「Computex Taipei」が開催されるが、福岡市では、台北市からの支援を受け、Computex Taipei の中のスタートアップ特化サブイベント「InnoVEX」に参加するスタートアップを募集している。渡航や宿泊に関する手配や費用は自己負担となるが、最大5社程度のブース出展やピッチ出場が無償で提供される見込みだ。
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