コミュニティ基盤のチャイルドケアーー近所の親同士がお互いの子どもを世話し合う「SittingAround」

by Yukari Mitsuhashi Yukari Mitsuhashi on 2017.5.15

“It takes a village to raise a child.” 子ども一人を育てるには、村中みんなの力が必要だという意味の言葉だが、核家族が増える中、地域のコミュニティを重視したサービスが「SittingAround」だ。

ボストン発のSittingAroundの創業は、 2012年1月。開始から4ヶ月で、サービスを利用する家族の数は7,000家庭を超え、登録ユーザ数は1,500人に。最新の数値は公表されていないが、初期の勢いにサービスへの期待が表れている。

ベビーシッターを探す両親は、FacebookやLinkedInなどのSNSと連携させることで、自分の友人や知人がすすめるベビーシッターを探し、予約や決済まで行ってくれる。

SittingAroundが他のベビーシッター関連のサービスと異なるのは、近隣の親同士がお互いの子どもの世話をし合える点だ。地元のグループに所属することで、その中でスケジュール調整して、代わり番こに子どもを預け合うことができる。

この際、金銭のやり取りは発生せず、SittingAround独自のポイントシステムが利用される。人に子どもを世話してもらう時にポイントを消費し、反対に他の子どもの面倒を見る場合にはポイントが加算されるといった具合だ。

学校に通うためにも車の送り迎えが必要な北米では、親は当番制でカープールをするなどをするが、そのまま子どもを家に連れて帰って遊ばせる”play date”(プレイデート)の習慣がある。すでに行っていることを、やり易いように仕組み化したサービスだと言える。

SittingAroundの利用料は、月額課金なら5ドル、または年間15ドル。登録から60日間は無料で使うことができる。

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