小学校教師の科学の授業を支援するMystery Science、Y Combinatorなどから200万ドルを調達

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Image Credit: Mystery Science

子供は生まれつき好奇心が強い。とりわけ、身の回りの世界に関することに対しては。「空はどうして青いの?」「目の見えない人は何が見えているの?」といった疑問を聞くことで、自分の周囲の世界について理解しようとする。だが、小学校の教師は常に答えをもっているとは限らない。

Mystery Scienceは本日(6月28日)、シードラウンドで200万ドルを調達することを発表した。同社は教師が生徒をより授業に引き込めるよう支援する。Y Combinator、Learn Captal、Reach Capital、500 Startups がこの調達ラウンドに参加した。

小学校の先生は、あらゆるトピックについて教え、通じていることが期待されるという不可能な状況に立たされています。ですが、科学のバックグラウンドなしに科学を教えることは非常に難しいのです。

このように、Mystery Science のコーファウンダー・CEO のキース・シャフト氏は VentureBeat へのメールでコメントする。

元 Facebook のプロダクトマネージャーである同氏と、科学教師の経験も有するコーファウンダーのダグ・ペルツ氏はともに、2014年にこのスタートアップを創業した。サンフランシスコに拠点をおく同社は、現在 Y Combinator のアクセラレータプログラムに参加中であり、8月に卒業予定だ。

シャフト氏いわく、米国の小学校の10パーセント以上の教師が、毎月 Mystery Science を利用しているという。その数はおよそ1万校になる。このサービスは、初年は無料であり、その後は有料会員制となっている。

教師は、子供の質問に対して、動画シリーズを見せたり、議論を深めるきっかけを与えたり、モデルを作ったり実験をすることを通して謎の解決を支援する。

(本記事は抄訳になります。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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