わりかんアプリpaymoがQRコードでのリアル店舗支払いに対応、LINE、Origamiに続いて7月下旬より開始

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わりかんアプリ「paymo」を提供するAnyPayは6月23日、リアル店舗でのスマホ支払いに対応する「ペイモQR支払い」を7月下旬から提供開始すると発表した。

ペイモQR支払いは店舗に掲示されるQRコードをpaymoアプリで読み込むことで、アプリに登録されているクレジットカードや、これまでpaymoで取引した金額の残高となる「My残高」から支払い分を引き落とすことができる仕組み。

導入店舗側は同社が提供するもう一つの決済サービス「AnyPay」上で商品登録をすることでそれぞれの商品に対してQRコードを発行することができ、これを店頭のメニュー等に印字、もしくはタブレット等の端末で表示することで決済サービスを利用することができる。利用者に必要な所定の審査等についてはAnyPayのルールが適用される。

導入店舗はクレジットカードを読み込む決済端末や専用の通信回線などの準備が必要なく導入することができる。現在、都内数店舗のカフェや飲食店で導入が決定しており、野外イベントなど現金での支払いが多い場所でのクレジットカード決済手段として年内1万店舗(箇所)への導入を目指す。

paymoはレシートを登録することで個人間の決済を代行するサービス。飲食店等での「わりかん」を想定し、資金決済法に定められる資金移動業登録が必要な「個人間送金」ではない方法で個人間のお金のやりとりをオンライン化させた。

今回のペイモQR支払いは中国で隆盛を誇るAlipay(支付宝)のQRコード支払いと同様のもので、現在国内ではLINE Pay、Origami Payが先行している。機能詳細についてはリリース後に他社サービス含めて比較レビューする予定だ。

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