AI基金が公益分野の研究に資金提供、刑事司法と自動運転車分野のバイアスを研究

by Khari Johnson Khari Johnson on 2017.7.20

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MIT メディアラボ
Image Credit: Andy Ryan

The Ethics and Governance of Artificial Intelligence Fund(人工知能の倫理とガバナンスのための基金)は本日(7月10日)、最初の資金調達ラウンドを実施すると発表した。世界中の様々な団体に対し、760万米ドルを拠出するという。同基金は Omidyar Network、Knight Foundation、LinkedIn の設立者 Reid Hoffman 氏らが創設した。

1月上旬に発表された当初の内容では、公益分野のための人工知能を対象とした2,700万米ドルの基金ということだった。

今回のイニシアチブについては、The Miami Foundation が財務上のスポンサーの役割を担い、ハーバード大学のバークマン・センターとマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボが同基金のアンカー機関となる。

アンカー機関における初回の投資額は600万米ドル近くに上り、AI のグローバルガバナンスと、既存のバイアスを AI がどう強化しうるかという研究に焦点が置かれる。特に、メディアや刑事司法、自動運転車といったサービスを十分に受けられていない人々に関連するものだ。

また、9つの団体の活動を支援するため、追加で170万米ドルが提供される予定。以下はその一例だ。

ITS Rio における、AI に関する議論を翻訳し、ブラジルとラテンアメリカで AI がどのように開発されているかを調査する活動。

AI Now が行う、特にヘルスケア、データ収集、バイアスの分野において、既存のインフラ上で AI がどのように利用されるかの調査。

Access NowLeverhulme Centre for the Future of Intelligence(知能の将来のためのリーヴァーヒュームセンター)による、データ保護と、来年発効する EU の一般データ保護規則が AI に及ぼす影響の調査。

Digital Asia Hub が実施する、アジアで同基金の認知度を高める活動と、ワークショップやケーススタディの開催。VentureBeat に送られた声明によると、「アジアの技術開発にユニークな影響を与えている、文化的、経済的、政治的勢力」の調査を目的としている。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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