アルツハイマー病患者の徘徊による怪我や事故を防いでくれるウェアラブル「CareBand」

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アルツハイマー病協会によると、北米では540万人の患者がいるという。この数字は、今後ベビーブーマー世代が高齢化するにつれてさらに増えていくことが予測される。

認知症に関連する問題のひとつに、患者による徘徊がある。徘徊に影響を受けるのはアルツハイマー病患者の60%に及び、怪我や死亡事故に至ることも珍しくない。

まさにこの徘徊による事故を防ぐために開発されたウェアラブルが、シカゴ発の「CareBand」だ。患者は、その手首にウェアラブルを装着する。

モバイルまたはPCのダッシュボードで、ケアギバーは患者の現在地(室内と屋外)を正確に把握することができる。患者が一定以上移動した場合などにプッシュ通知を送ることも。また、過去の動きから個別患者の傾向などを把握することも可能だ。

via. Built in Chicago

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