廃棄されるはずの果物をフリーズドライして粉末状に、栄養価を80%保ったまま長く楽しめる「FoPo」

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世界では、野菜や果物の40%が腐敗を原因に廃棄されている。深刻化する食料廃棄問題の解決に挑むスタートアップのひとつが、ドイツ発の「FoPo」だ。

FoPo は、熟れ過ぎてしまった果物を一度冷凍し、それをフリーズドライした上で粉末状にした商品を販売している。水分を完全に抜くために真空状態で弱いプレッシャーを加えるが、高温を避けることでフリーズドライされた食品の栄養価は80%保たれる。

既存のフードパウダーの多くは食事の代用品として売り出されているが、FoPo のそれは調理の際に使うことができる。スムージー、焼き菓子、アイスクリームなど、新鮮な果物の代わりとして機能する。

FoPo のパウダーにはアボカドやマンゴーなどがあり、例えばマンゴーは一袋50グラムで3.50ユーロ(約450円)で販売されている。

via. Entreprenuer

 

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