「リリース前に法的確認している」ーーキャバクラ版UberのLION Project、代表の五十君氏が違法行為の指摘に回答

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2017-07-07 10.25.09

キャバクラ版UBERを標ぼうする「LION Project」に法的な違反があるという指摘があった。

「キャバクラ版UBER」を称賛するベンチャー界隈に救いはあるのか(追記あり)(7月6日/山本一郎氏のブログより)

記事を書いたのはブロガーの山本一郎氏で、このサービスは風俗営業法で規定されている接客業務にあたり、適切な営業許可を取らずにサービス提供していることが違反行為にあたるとしている。

なお、これらの業務においては「マッチングさせているだけ」だから「風俗営業とは言えない」とはなりませんし、店舗を構えていないから問題にならないとか、請負契約をしていないといった言い逃れは効きません。実質的な請負契約を締結しないまま「利用規約」で女性側をマッチアップしてしまっているため、偽装請負が指摘されます。したがって単にFacebookでの本人確認では不適とされ、テレフォンクラブやデリバリーヘルスと同様に、請負者本人の確認義務が必要になります。(同記事より引用)

LION ProjectはFacebookメッセンジャーボットとやりとりすることで、イベントの2次会に女子を呼び出すことができる、というサービス。Infinity Ventures SummitのLaunchPadにて5位に入賞したことから話題になった。

そこで記事内にて指摘されている点についてハイパーエイト代表取締役の五十君圭治氏に確認したところ、サービスの開始時に法的なチェックを受けており、違法性はないという認識だったそうだ。

ただ、指摘されている問題点については今後の運営のために「現在、顧問弁護士に法律面の再確認を依頼している」(五十君氏)状況ということだった。同氏は指摘内容に関しては真摯に対応していく意向を示しており、詳しい内容が届き次第こちらにて追記する予定。

 

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