格付けグルメアプリ「SynchroLife(シンクロライフ)」、8月にICOを実施——ブロックチェーン活用で、信頼できる飲食店評価のしくみを構築へ

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2017.7.12

格付けグルメアプリ「SynchroLife(シンクロライフ)」の運営会社が仮想通貨専門ニュースサイト The Cointelegraph に投稿したプレスリリースによると、8月3日にも ICO(仮想通貨売却による資金調達)を実施する模様だ。同アプリは以前、東京を拠点とするスタートアップであるエーアイパシフィックにより運営されていたが、その後、創業者による事実上の MBO により GINKAN という名の新会社に営業権が引き継がれた。GINKAN は SynchroLife 事業に関する ICO の実施にあたり、香港法人 SynchroLife Limited を設立している。

SynchroLife はグルメチェックインアプリで、ユーザは気に入った飲食店にチェックイン・格付けを行うことで、自分と似たような食の嗜好を持つ人々や飲食店をフォローできるのが特徴だ。これまでは日本語により日本国内のみでの利用を前提としていたが、ICO の実施に先立ち、6月には ver.3 へのメジャーアップデートを実施。複数言語に対応するようになり、シェアできる他ユーザの投稿「フィード機能」についても国別に整理・表示されるようになった。他のグルメアプリとの差別化として、同社では2018年初頭を目標に、ブロックチェーンを活用した非中央集権化された(decentralized)レストラン評価機能を構築し、信頼できるレビュー投稿をしたユーザに対して、独自トークンを提供するとしている。

SynchroLife の独自暗号通貨は「SynchroCoin」とされ、1億 SynchroCoin が発行される予定。このうち55%が販売され、残りの20%が SynchroLife からユーザへの特典返礼のために、9.5%が事業のために、9.5%がチームメンバーに、5%が初期投資家に、1%が報奨金として残される。発行条件詳細については、同社が ICO 用に開設したウェブサイトホワイトペーパーを参照されたい。

SynchroLife の運営元である GINKAN および事業継承元であるエーアイパシフィックは、同アプリのアクセス規模をこれまで明らかにしていなかったが、今回の ICO 実施計画の発表に伴い、現在のユーザ数が3.2万人以上、約75万軒のレストランや飲食店情報が掲載され、合計15万件以上のレビュー投稿があることを明らかにしている。

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