行きたい音楽ライブを人工知能が見つけてくれる「エムクエ」公開、チケキャンのデータ資産活用で素早いチェックを可能に

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エムクエ開発チームのみなさん。三人で仲良くフジロック行かれたそうです

チケットキャンプを運営するミクシィ傘下のフンザは8月18日、音楽ライブやコンサートに関する総合情報アプリ「エムクエ(MQUE)」を公開した。iOS9.0以降に対応しており利用は無料。Android版は今年の秋以降に公開予定。ウェブブラウザ版も時期は未定ながらこちらも公開予定となっている。

エムクエは国内の音楽ライブやコンサートなどの情報を検索し、カレンダーに情報を整理することができるアプリ。Twitterやfacebookのソーシャル情報でログインすると、スマホ内の音楽データやパーソナルデータを元に機械学習によっておすすめのアーティストを提示してくれ、関連するライブ情報を探しやすくしてくれる。また、フォローしたアーティストに関連するライブが新規で登録された際、5分以内にプッシュ通知で知らせてくれるので、取りにくい特定アーティストのライブなどもすばやくチェックができる。

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エムクエ画面

なお、このライブ情報は運営するチケットキャンプが保有するイベントデータを活用しており、ライブ会場の位置情報から近隣で開催しているライブの検索も可能となっている。チケットキャンプは2016年現在で登録会員数300万人、月間の流通総額は58億円に成長している。

現時点ではエムクエとチケットキャンプは相互連携されていないが、同社の説明では今後、検索したライブ情報から直接チケットが購入できるような仕組みを考えているということだった。

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