沖縄県特化型成果報酬求人サイト「ジョブカロリ」運営のびねつ、シードラウンドで沖縄タイムスらから資金を調達

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2017.8.18

左から:びねつ代表取締役の高嶺克也氏、沖縄タイムス総合メディア企画長の瑞慶山秀彦(ずけやま・ひでひこ)氏
Image credit: 沖縄タイムス

沖縄県特化型成果報酬求人サイト「ジョブカロリ」を運営するびねつは17日、沖縄タイムスなどからシードラウンドで資金を調達したことを発表した。調達金額や沖縄タイムス以外の出資者については情報開示されていない。びねつでは、調達した資金を使って、組織体制の強化、サービスの改善、管理システムの機能拡充を図るほか、沖縄県で需要が高まるネパール人材の獲得に向け、サイトの多言語化に注力する。沖縄タイムスとの合意内容には業務提携も含まれており、求人情報を出稿する企業に対して、新たなソリューションの開発や協業展開を実施するほか、沖縄タイムスグループ傘下のタイムスアド企画が求人情報の取扱に協力する。

沖縄は全国平均に比較して失業率が高いのにもかかわず、企業や店舗などでは恒常的に人手が不足している。その一方で求人手段は限られており、沖縄県内には求人誌が5誌あるものの、すべて紙ベースのみの情報提供で、料金体系も広告料金ベースのもののみだ。びねつが立ち上げたジョブカロリは完全成功報酬型による求職者と求人企業のマッチングサービスで、企業は成功報酬ベースで料金1万円から利用でき、求職者は採用が決まると5,000円以上の採用お祝い金を受け取ることができる。

「Ryugin Startup Program 2016-2017」のデモデイでピッチする高嶺氏
Image credit: Masaru Ikeda

びねつ代表の高嶺氏は広告代理店の出身で、以前は東京で有名メディアサイトやブライダルサイトの営業業務に従事。その後、出身地の沖縄県に戻り、2015年に糸満市でびねつを設立。2015年7月31日にジョブカロリをローンチし、開始から2年目を迎えた2017年8月1日現在、約1,800件の求人情報が掲載されている。2015年には沖縄県産業振興公社が実施する「沖縄県ベンチャー企業スタートアップ支援事業」のハンズオン支援企業に採択され、昨年から今年にかけて琉球銀行が実施した「Ryugin Startup Program 2016-2017」に参加した。

なお、今回の沖縄タイムスとの資本業務提携は、Ryugin Startup Program への参加がきかっけになったとのことだ。びねつでは今後、新興形態の求人メディアにとってホワイトスペースである九州や四国など日本の他地域へのサービス延伸を図り、2017年中に求人情報の件数ベースでジョブカロリ上に3,000件の掲載を目指すとしている。

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