野村ホールディングス、アクセラレータプログラム「VOYAGER(ボイジャー)」の第1期デモデイを開催【ゲスト寄稿】

by ゲストライター ゲストライター on 2017.8.2

本稿は、THE BRIDGE 英語版で翻訳・校正などを担当する “Tex” Pomeroy 氏の寄稿を翻訳したものです。オリジナルはこちら


アクセラレータプログラム「VOYAGER」のデモデイが7月14日に渋谷で開催された。野村ホールディングス傘下の野村グループ各社によって運営されるこのプログラムでは、野村側からは事業シナジーの創出を念頭に支援が提供されるほか、外部の民間セクターのメンター(前インテルジャパン代表の西岡郁夫氏など)や、学術・ビジネス現場のプロフェッショナルらがスタートアップ5社のビジネスの加勢を支援した。

デモデイでは、本プログラムに参加したスタートアップ5社が、プランをプレゼンテーションした。

ビデオ技術を使って、高齢者とその孫などの親戚をつなぐサービス「まごチャンネル」を提供するチカクは、試験的に野村證券6店舗に導入。試験の参加者や支店のスタッフからは、前向きなフィードバックが多く得られた。チカクは、野村證券と協力することでサービスををさらに拡大させたいと考えている。

情報通信研究機構(NICT)の研究から生まれたシミュラティオは、自然言語による文章の内容や意味に基づいて、より正確なフィードバックを可能にした独自開発の人工知能システム「Logic & Arithmetic Network Database(LAND)」を披露した。このスタートアップは、ユーザには金融情報の信頼性の改善を提供し、金融業界には分析やソリューション提供を促そうとしている。野村グループ各社とのコラボレーションにより、サービスのさらなる進展を目指している。

野村證券越谷支店(埼玉県)と連携し、Giftee は、祖父母が家族の若い世代にギフトを送れるカジュアルギフトサービス「eGift」の試験提供を実施した。野村グループは、eGift のサービスを共同マーケティングすることで、高齢者層にアプローチするメリットを享受できる。

A10 Lab(エーテンラボ)は、さまざまな活動に参加しながらも脱落する傾向にある人々を動機づけるソフトウェア「みんチャレ」を提供している。このスタートアップは、人々のライフスタイルを向上させ、一般の人々が社会で活発に活動するようになることを望んでいる。野村総合研究所と共同で研究を開始した。

名古屋大学医学部発のスタートアップ PREVENT は、適切なダイエットやトレーニングにより、住民が保険料や医療費といった社会保障費を下げられる、健康志向のコミュニティを構築したいと考えている。そのようなコミュニティが、野村不動産などの不動産デベロッパとの協業により構築される見込みだ。

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