深刻な資金難に喘いでいたSoundCloud、約1.7億ドルの緊急調達で一命を取りとめる——現CEOは退任、Vimeo元CEOがSoundCloud新CEOに

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2017.8.12

Image credit: gilc / 123RF

<ピックアップ> SoundCloud stays afloat with emergency investment, as CEO steps aside

スウェーデン発の音楽ストリーミング大手 SoundCloud は11日、同社にとって史上最大規模となる約1.7億ドルに上る緊急の資金調達をクローズしたことを発表、これとあわせ、共同創業者の Alex Ljung 氏が CEO を退任し、Vimeo の元 CEO Kerry Trainor 氏が SoundCloud の新たな CEO に、また、Vimeo 現 COO の Mike Weissman 氏が SoundCloud の新たな COO に就任することが明らかにされた。

ロイターによれば、今回、緊急の資金注入に参加したのは、ニューヨークに拠点を置くメディア特化投資銀行 Raine Group と、シンガポールの政府系投資会社 Temasek。SoundCloud の株主のメモによれば、今回加わった新しい投資家ならびに既存投資家は、優先権のある普通株をシリーズ F 株式として受け取り、既存のシリーズ E ラウンドに参加した投資家は、優先的分配権を40%以上カットされることになるようだ。

SoundCloud は、安定したビジネスモデルを見つけられないことが原因で資金難に陥っている。先月には420人いた社員の4割にあたる173人をレイオフ、ロンドンとサンフランシスコのオフィスを閉鎖し、ベルリンとニューヨークのオフィスだけを残したことを明らかにしている。新たな CEO と COO の就任は新しい投資家の意向が強く反映されたもののようで、Vimeo 出身ということから考えて、SoundCloud は音楽サービスから、映像やビデオを伴ったサービスへと変貌を遂げる可能性が指摘されている。

Via The Virge

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