朝収穫した野菜がその日に届く「食べチョク」が正式版を公開、商品不備には費用の全額保証対応も

SHARE:

image_top

オーガニック野菜を生産する農家と生産者を結ぶマーケットプレース「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは8月17日、同サービスの正式版を公開することを発表した。

2017年5月にベータ版を公開した食べチョクでは、消費者が農家から直接オーガニック野菜を買うことができる。オーガニック野菜を出品しているのは有機JA認証または特別栽培認証を取得している農家、それに準ずる栽培をしている農家のみ。同社の調べによるとこれにあたる農家は国内で5%程度ということだ。

購入した商品は収穫後に直接農家から配送されるため、消費者は最短で朝収穫した野菜をその日中に楽しむことができる。配送は全国に対応しており、購入の際には商品代金とは別に地域によって異なる配送料がかかる。

農家側の登録料は無料で、現時点での農家の登録数は全国で60軒。正式版の公開に伴い商品ラインナップの拡大や品質保証システムを改良した。この品質保証システムでは商品に痛みや不備があった場合は同社が費用を全額負担する。

今後はECプラットフォームの役割だけでなく、生産者と消費者のコミュニケーションを活性化させることを目指していく。

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する