先月に痛ましい事件が報道されていました。
新国立で過労自殺、時間外200時間を会社「把握せず」(日経コンストラクション/7月24日掲載)
長時間労働の問題は建設業界に限らず大きな社会問題として私たちの生活に横たわったままです。厚生労働省の白書を紐解くと1週間の就業時間が60時間以上の長時間労働者は平成 15から16 年をピークに減少傾向にありますが、それでも非農林業の雇用者の8.2%がまだ非効率な仕事環境に晒されているそうです。
同白書内で言及されていますが、年間(平成27年時点)で2.4万人いる自殺者数の内、勤め人の自殺者数は約6700名、中でもいわゆる過労死(勤務問題が原因・動機の一つ)と想定される方の数は約2100名にもなるそうです。
ではこの労働問題、特に長時間労働の解消にインターネットやテクノロジーはどう役に立つのでしょうか?
THE BRIDGEでは課題解決の勉強会「Lab.」でこの長時間労働の問題を取り上げることにしました。労働問題は業種によっても異なり、非常に考えるべき要素が多岐に渡るため、今回は取り組みを始めているスタートアップが出つつある建設業界にフォーカスすることにしました。
Lab.報告会/Lab.Night参加について
Lab.プログラムは会員のみのプログラムになっております。非会員の方はこちらから登録をお願いします(審査あり)。開催は8月24日(お昼12時開始)と31日(夜7時開始)の二回で無料。下記フォームより登録いただければ詳細については別途メールにてお送りします。また、ピッチ登壇を希望される方は参加内容を「登壇希望」でお申し込みください。後日ご連絡いたします。
<参考情報:THE BRIDGE X Lab.の概要>
参加条件となるTHE BRIDGE会員の数は1007社になりました。第3週木曜日に勉強会およびライブ配信を実施し、最終週の夜には会員企業のみのピッチ&ミートアップ「Lab.Night」も開催します。パートナー各社には毎月のテーマ調査内容(世界のスタートアップ事例)をレポートとして提供しております。
3Q参加パートナー(順不同):日本マイクロソフト株式会社、東急電鉄株式会社、株式会社DGインキュベーション、株式会社インテリジェンス、損害保険ジャパン日本興亜株式会社、グローバル・ブレイン、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ、株式会社PR TIMES、日本アイ・ビー・エム株式会社、アマゾン データサービス ジャパン株式会社、株式会社三井住友フィナンシャルグループ、プライマルキャピタル、株式会社ネットジンザイバンク、B Dash Ventures株式会社、オレンジ・ジャパン株式会社、XIMERA、CAMPFIRE、gumi、バンク、KDDI株式会社、株式会社電通、Infinity Ventures(23社)
Cover Image Credit :Photo via Visualhunt under CC0 license
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