台湾発、中華圏随一を誇るライブ配信アプリ「17 Live(17直播)」が日本市場に上陸

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2017.9.11

8日、東京・渋谷で開催された日本上陸イベント。左から:Jeffrey Huang(黃立成)氏、ライバーの芷玄*Lenna (レナ)氏、ヒップホップアーティストでアジア男性トップライバーの NICE 氏
Image credit: M17 Entertainment

台湾の M17 Entertainment Group は9日、同社傘下のブランドである 17 Media が日本に現地法人 17 Media Japan を設立したと発表した。同社は日本の経営陣によりチームを育成、タレントとライバー(実況芸人)を発掘するという。

17 Media の運営するライブ配信アプリ「17 Live(17直播)」のユーザは世界に3,000万人、日本における iTunes AppStore のソーシャルネットワーキングカテゴリでは、アプリダウンロード数で11位(M17 Entertainment の発表による。AppAnnie のデータでは、本稿執筆時点で13位)。モバイルアプリを使って毎月3万人がライブ配信を行い、1日にのべ1万時間分のライブコンテンツが作成されている。

M17 Entertainment の共同創業者で CEO の Jixian Pang(潘杰賢)氏は、次のようにコメントしている。

日本のライブ配信市場は台湾のように戦国時代ではないため、17 Media が日本に参入するのはいい時期だ。台湾で学んだライブ放送の体験を持ち込み成功したい。日本において、ライブ配信の新メディア先駆者になるのが目標だ。

Machi アニキ(麻吉大哥)の名でファンから親しまれる、17 Media 創業者の Jeffrey Huang(黃立成)氏は、次のようにコメントしている。

我々は現在、日本で行なっていることに誇りを持っており、今回、日本市場に進出できたことに大変興奮している。我々にとって日本には大きな可能性があり、17 Media が日本で最大のライブ配信の新しいメディアの一つになると確信している。

Huang 氏は、1990年代初頭に台湾文化にヒップホップをもたらした3人組のラップグループ LA. Boyz(洛城三兄弟) の1人である。彼は2003年にタレントマネジメント兼エンターテイメント制作会社の Machi Entertainment(麻吉娯楽)を立ち上げ、2015年に17 Media を設立しデジタル業界に転身した。

17 Media は、2016年12月に出会い系アプリ「Paktor」と合併し、2017年8月には 17 Media と PAKTOR の合併後の運営法人に当たる M17 Entertainment が、シリーズ A ラウンドで Infinity Venture Partners などから4,000万米ドルを調達している。

17 Media では、視聴ユーザからライバーへのバーチャルアイテムの贈呈がマネタイズに貢献しており、2017年の営業収入は2億米ドルに達する見込み。現在、台湾、香港、日本、シンガポール、マレーシア、韓国、インドネシアにオフィスを構え、総社員数は約300名。

17 Media では9月6日〜29日の期間中「Summer End Festival Dream Night(夏末盛典夢之夜)」というキャンペーンを展開しており、ライブ配信した人の中から最優秀者に、約1,200万円相当のカナダのプライベート・リゾートアイランドが贈呈される。

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