BASEの「QRコード決済App」が1日で導入店舗数2000件を突破、導入理由は「コストの安さ」

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BASEは9月5日、同社の提供するインスタントコマース運営のためのプラグイン「QRコード決済App」の導入店舗数が2000店舗を突破したことを発表した。「QRコード決済App」は同発表前日の9月4日に公開されたサービス公開よりわずか1日で2000店舗の導入を獲得したことになる。

「QRコード決済App」はインスタントコマースの運営に必要な機能を各店舗のニーズにあわせて導入できるプラグインプラットフォームBASE Appsにて公開されたサービス。同プラグインを利用することで実店舗や催事等の対面販売でQRコード決済が可能になる。決済代金はユーザーが登録しているクレジットカードから引き落しされる仕組み。2017年12月までは決済手数料は無料、その後は決済代金の2.9%が手数料としてかかる。

同社が登録店舗506件を対象に実施した調査によると、80.9%が「QRコード決済自体を知らなかった」と回答した。さらにQRコード決済Appに最も魅力を感じる点は「クレジットカード決済の読み取り機器を購入する必要がないため導入コストが低い」という回答が47.8%。次いで現金の受け渡しにかかる時間がなくなる「時短」が28.3%という結果になった。

同社広報の田中氏に1日で2000店舗の獲得に至った理由に関して聞いてみたところ、下記のように回答してくれた。

「今回2000店舗にご導入いただけた経緯としてはQRコード決済AppがBASEを利用している中小規模の事業者と親和性が高いサービスで、店舗様のニーズにあっていたことだと考えられます。実際に導入いただいた店舗は実店舗や催事におけるオフライン決済に課題を持っていた(何らかの理由でオンライン決済機能の導入が難しかった)店舗が多いようです。」(田中氏)

同社は1年間でQRコード決済Appの導入10万店舗を目指す。

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