病気・障がい当事者と家族のためのSNS「CARE LAND」のβ版公開、3歳闘病中の娘を持つ母が自身の経験を活かす

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非営利型一般社団法人日本障がい疾患家族支援協会は9月26日、病気・障がい当事者と家族のための疾患特化型SNS「CARE LAND(ケアランド)」のβ版を公開した。

CARE LANDは病気・障がい当事者に関わる家族とその支援者と当事者の「仲間づくり」や「情報共有サポート」を目的とした疾患特化型SNS。登録はHPからの審査や医療機関や既存会員からの招待制をとっており、プライベートの保護のための定期的な情報パトロールなどを実施する。

現段階での主な機能はオンライン症状日誌と掲示板機能の2つ。オンライン症状日誌には薬剤データベースが搭載されており「今日はどの薬を何錠飲んだのか」といった情報を医師へ正確に報告することができる。また利用ユーザーからリアクションやコメントをもらうことにより治療のモチベーション維持ができるSNSの仕組みだ。

掲示板では生活の中の疑問や困りごとを質問が可能。どんな病気でも生活の困りごとは重複することが多い、という考えのもと病名や重症度にこだわらず回答者の病名や年齢、投稿が全利用者に公開される。

同社代表の金沢裕香氏は病名不明の3歳の娘を持つ母で自身の子育ての経験や悩みから同サービスを立ち上げた。A-port上でのクラウドファンディングも実施しており、β版公開後も新機能追加を目指す。

Source:PRTIMES

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