オンライン英会話グループ学習「LEARNie(ラーニー)」、複数エンジェルから4,800万円を調達——ユーザバリデーションを終え、開発を本格化

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2017.9.12

小学生向けのオンライン英会話学習サービス「LEARNie(ラーニー)」を提供する LEARNie は12日、エンジェル投資家複数名から総額4,800万円を調達したことを明らかにした。エンジェル投資家の名前は明らかにされていない。LEARNie では今回調達した資金により、システム開発体制を強化するとしている。

LEARNie(learn と ie=家 の造語)は小学生を対象としたオンライン英会話サービス。今年5月、ビジネス・コンサルティングと新規事業創出を展開するイグニション・ポイントにより新事業体として設立された。一般的なオンライン英会話サービスは、外国人講師との一対一のサービスが多い中で、LEARNie では小学生でも英会話学習を楽しみやすくするためグループレッスンに特化、講師は日本語と英語の両方が使えるバイリンガルの大学生を中心に採用している。

5月の正式ローンチ以降、同社は新規ユーザを受け入れつつ、ユーザバリデーションに傾倒していたようだ。LEARNie の共同創業者で代表取締役の南部洋志氏は、THE BRIDGE の取材に対し、正式ローンチからの3ヶ月間で重要な顧客体験が何かということを明確にできたと語った。

子供がいかに主役かと思うことが大事だということがわかった。先生と保護者だけでなくて、(グループレッスンに一緒に参加する)他の生徒も巻き込むことが大事。学習を通して、コミュニケーションがとれる場にしなければならないと思った。

LEARNie はこれまで市販のコミュニケーションツールを使って英会話サービスを運用してきたが、今回の調達を受けてシステム開発を本格化し、アクティブラーニングに対応可能なアプリの開発や、アダプティブラーニング技術の採用に注力する。そのための CTO の採用というのが、当面の大きな課題になるようだ。

アプリで具体的に実現される機能について南部氏は明言を避けたが、週に一度の頻度で実施されるオンラインレッスンにおいて、レッスンとレッスンの間の自己学習期間の成果を、先生がより把握しやすくするための仕掛けのようだ。レッスンの継続が何より重要と言われる英会話の習得において、生徒が学習のモチベーションを持ち続けられるよう、生徒の頑張りをうまく演出するしくみづくりとも取れる。

LEARNie を輩出した親会社にあたるイグニション・ポイント傘下にはクリエイティブスタジオの POINT EDGE があり、今後就任する CTO や POINT EDGE のエンジニア陣の尽力で滞りなく開発が進めば、新機能を実装したアプリは年内には日の目をみることになりそうだ。

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