おつりが自動的にビットコインになるアプリDustは「アリ」かも

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2017.10.6

coins-as-background-1.jpg
Photo via VisualHunt

<ピックアップ> You can soon automatically use your spare change to buy bitcoin

みなさんおつりどうしてますか?

私はできるだけクレジットカードやSuicaといった非接触カードで支払うことを心がけて小銭はもらわないようにしてるんですが、それでもやっぱり溜まってしまうんですよね。そういう場合は公共交通機関を使うとき(JRや地下鉄)10円単位でチャージできるようになったので、そのチャンスを逃さずSuicaにジャラジャラとチャージしてます。

で、そういうチャージした直後の小銭が無い時に限って、自販機で缶コーヒー買って千円札を突っ込んだら890円のおつり全部小銭で出てきたりするんですよね。

こうなるともう悟りの境地です。

さておき最近ではこういう「おつり」に注目して貯蓄する国内サービスも出てきていて、ウェルスナビのマメタスやTORANOTECのトラノコあたりが今年になってサービス提供を開始しています。

それぞれ家計簿アプリ(マネーフォワードやマネーツリーなど)と連動して普段の買い物金額の「端数」、つまり110円の買い物で1000円を設定しておくと890円がおつりとして算出され、それを定期的に投資に回す、という仕組みです。まあ、概念的に少額を投資しましょうというコンセプトなので本当に実生活で現金使って出たおつりをどうこうするものではないです。

ただこのおつり投資、ひとつ困ったというか、やはり端数は端数で少額なんですね。手数料のことを考えると毎月1、2万円を投資に回したところで本当の資産運用という話からはちょっと旨味の薄いというか遠い存在かなと。で、ここにアイデアとして仮想通貨を持ってきたのがDustです。

Quartzの紹介記事によると、やはりおつり投資の先駆的スタートアップ、85万人が既に利用しているという「Acorns」が引き合いに出されており、これと同じコンセプトで投資先がいわゆる暗号通貨になっている、というもののようです。対象になるのはビットコイン、ライトコイン、イーサリアムなどで、ユーザーはアプリに銀行口座を接続させて、そこのデータから生まれる「おつり分」をビットコインなどの購入に回します。取引所にはCoinbaseを使用。

Dustがおつりデータの取得に使うのは米国の銀行API「Plaid」で、これにより銀行アカウントへのログインやアカウント保有者の情報、決済処理までをアプリ開発者に提供してくれます。記事によればこれが使える米国金融機関は9000箇所以上ということでした。日本でも銀行APIが進んでますがやはり便利そう。記事によると現在はまだ1000人ほどのテストユーザーで運用している段階で、ウェイティングリストには2万人が登録されているとか。

値動きの激しい仮想通貨だからこその面白さや、そもそもビットコイン等を購入したことがない層へのアプローチとしても面白そうです。

via Quartz

ニュースレターの購読について

毎日掲載される記事の更新情報やイベントに関する情報をお届けします!

----------[AD]----------