カスタムカーのパーツカタログ「Garage」運営がフェムトから2.5億円調達、アフターパーツ市場のプラットフォーム目指す

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2017.12.11

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スポーツカーなどのドレスアップやカスタマイズに必要なパーツ情報を集めたデータベースサイト「Garage」を運営するMiddleFieldは12月11日、フェムトグロースファンド2.0を引受先とする第三者割当増資を実施したと公表した。調達した資金は2億5000万円で株式比率などの詳細は非公開。フェムトグロースファンド2.0は磯崎哲也氏がゼネラルパートナーを務めるフェムトが運営するファンド。

Garageはレースや趣味の世界でクルマをドレスアップ、チューニングする際に必要な外装やエンジンなどのパーツをカテゴリ、メーカー別に収録しているデータベースサイト。車種を選択することで実際のデモカーが提示され、そこに追加されているパーツがどこのメーカーか、どこに問い合わせすれば購入できるのかなどの情報がリンクされている。

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収録しているブランドは現在1500社で、取り付けが可能なアフターパーツショップなど300店舗と提携している。ユーザーは必要なカスタマイズパーツの情報を得られるだけでなく、購入希望の人には問い合わせから取り付け店の紹介、予約などのサービスも受けられる。同社代表取締役の中山翔太氏に利用ユーザーの流入経路を聞いてみたが、やはりスマホが多いらしい。

「この業界も雑誌からスマホで検索の流れが主流となっております。弊社の流入も8割以上スマホです。また、こういったパーツを購入する方々は購入までに悩む人が多いんです。自分の予算の中で何のパーツを取り付けるのか。そのための情報収集手段が雑誌中心でしたが、雑誌を持ち歩くのは大変だし、そもそも雑誌には一部のメーカーしか掲載されていません。だから今はみんなスマホで探しているんです」。

筆者も車が好きで、過去にこういったパーツが掲載されている雑誌を購入したことがあった(取り付けまではやってないが)。しかし雑誌中心だった情報経路がスマートフォンに奪われる中、対応するショップ側がサイトを用意できていなかったり、掲載する情報が難しい(取り付け方法や費用など)といった問題を解決するためにはある一定のフォーマットが必要になる。そこを埋めるのがこのGarage、というわけだ。中山氏の説明では来年早々にサイトリニューアルも計画しているという。

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MiddleFieldの創業は2015年12月。数々のカーレースを経験した名門「LEXUS TEAM SARD」で事業開発を経験した中山氏が創業し、クルマ関連の情報メディア「Motorz」などを展開してきた。

2017年には朝日新聞社が主催する朝日メディアラボの育成プログラム「Asahi Shimbun Accelerator Program」に今回調達を成功させたサービス「Garage」で参加。DemoDay後にはインキュベイトファンドの「Incubate Camp 10th」やプロトスターの「StarBurst(スターバースト)」などで投資家から高い評価を獲得している。

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