Tencent(騰訊)、家庭用AIロボットを開発するUBTECH(優必選)に4,000万米ドルを出資

by TechNode TechNode on 2017.12.1

UBTECH(優必選)の設立者 Zhou Jian(周剣)氏
Image credit: UBTECH(優必選)

中国・深圳を拠点とする UBTECH(優必選)は昨日(11月15日)、Tencent(騰訊)がリードするシリーズ C ラウンドで4,000万米ドルを調達したと発表した

2012年3月に設立された UBTECH はインテリジェントな家庭用ロボットの研究開発に注力しており、以降、パーソナルアシスタントや娯楽用として利用可能なロボット「Alpha」と「Alpha II」をローンチしてきた。同社のAlpha 1Sモデルは以前、春節に開かれる「2016年度 CCTV Spring Festival Gala(中国中央電視台春節聯歓晩会」でパフォーマンスを行い、「同時にダンスするロボットの数」でギネス記録を打ち立てた。同社の主な注力分野には、人工知能のほかヒューマノイド・ロボットの研究開発、プラットフォーム・ソフトウェアの開発、製品の販売がある。

今回の投資には、Tencent がさらにAIに投資を集中させる動きも表れている。インターネット大手である同社は、人気が過熱している AI セクターに企業努力と資金を集中させているからだ。国際ロボット連盟(IFR)の予測によると、2016年から2019年にかけて新たに4,200万台のサービスロボットが個人向け、国内向けとして利用されるようになるという。Rokid、Pudding(布丁)、Jett Companion Robot といった多くの中国企業はこれまで市場に家庭用ロボットを市場投入してきたが、UBTECH もその1社である。

深圳を拠点とするロボティクス技術のスタートアップである UBTECH は2016年にシリーズ B で CDH Investments(鼎暉投資)から1億米ドルを調達している。シリーズ B の調達によって時価総額が10億米ドルとなり、同社はロボティクスのユニコーン企業になったと言われている。中国のこの業界でユニコーンが誕生したのは同社が初のケースだった。

UBTECH の設立者 Zhou Jian(周剣)氏は2008年、ホンダのヒューマノイド・ロボット ASIMO に触発されてヒューマノイド・ロボットでコアのソースとなるサーボ機構の研究開発に着手したという。UBTECH を設立したのはその4年後で、消費者向けヒューマノイド・ロボット、商用ヒューマノイド・ロボットのほか、子ども向けでプログラミング可能なロボティクスキットである Jimu ロボットなどを順次開発している。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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