タスクマネジメントアプリのAsana、アル・ゴア氏のファンドなどから7,500万米ドルを調達——今年後半にはインターフェイスを日本語対応へ

by Paul Sawers Paul Sawers on 2018.2.13

Asana 共同創業者の Dustin Moskovitz 氏と Justin Rosenstein 氏
Image credit: Asana

生産性にフォーカスしたタスクマネジメントスタートアップの Asana は、アル・ゴア氏らが設立したロンドン拠点の投資企業 Generation Investment Management(GIM)がリードするラウンドで新たに7,500万米ドルを調達したと発表した。既存投資家の8VC、Peter Thiel 氏の Founders Fund、Sam Altman 氏、そして Asana の Dustin Moskovitz 氏もこのラウンドに参加した。

話を簡単にまとめると、Facebook の共同設立者 Dustin Moskovitz 氏と、Gmail チャットなど Google の初期の製品の開発や2007年にエンジニアリング部門のトップとして Facebook に入社した際に「いいね」ボタンの製作に関わるなど重要な役割を果たしたソフトウェアエンジニアの Justin Rosenstein 氏によって Asana は設立された。2人は2008年に Asana を立ち上げるため Facebook を退社したが、製品の一般向けローンチは2012年までなされなかった。その後、Mark Zuckerberg 氏、Sean Parker 氏、Peter Thiel 氏、Marc Andreessen 氏といった著名な投資家の支援を受けるようになった。

Asana のアイデアは、実は Moskovitz 氏と Rosenstein 氏が Facebook にいたときから始まっていた。2人は社員の生産性向上を目指していた。タスクの計画といった「仕事のための仕事」にあまりにも多くの時間を費やしていると感じていたのだ。Rosenstein氏 によると、このアイデアは「これだけで Facebook 規模の商機」だと感じていたという。

昨年にはドイツ語版インターフェイスがローンチした「Asana」
Image credit: Asana

Asana の顧客は、Uber、Airbnb、Google、Spotify、Tesla、Dropbox、Samsung、NASA、Snap、そしてもちろんFacebookなど、世界中で3万社に及ぶという。ごく最近まで、同社はアメリカ以外への進出を果たしていなかった。しかし数年前、ヨーロッパでの事業展開を目指してダブリンに小さなチームを設けた。11月に行われた VentureBeat とのインタビューで、Asana は収益の約40%、有料顧客の45%はアメリカ国外からもたらされているとした。インターフェースも英語だけでなくフランス語、ドイツ語にも広げたほか、今年後半にはスペイン語、ポルトガル語、日本語も予定しているという。

サンフランシスコを拠点とする同社は現時点で1億6,300万米ドルを調達しており、今回の新規調達資金は国際展開の加速と顧客深化の取り組みに活用される予定。

さらに、時価総額は、誰もが渇望する「ユニコーン」の地位獲得まであとわずかの9億米ドルに到達したという。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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