ビットコイン価格下落の影響で、〝中国・深圳の秋葉原〟では採掘デバイスの販売が鈍化

by TechNode TechNode on 2018.2.14

中国・深圳の華強北
Image credit: Masaru Ikeda

ビットコインの価格は昨年12月、過去最高となる2万ドルに到達したのを最後に、2017年10月以来初めて6,000ドルを割り込んだ。しかし、この状況に苦しんでいるのはビットコイン投資家だけではない。中国最大のメイカーフェア Huaqiangbei(華強北、〝中国・深圳の秋葉原〟の異名を持つ)の採掘デバイス販売者たちも、採掘デバイスを販売する上で困難な時期であると感じている

この市場のいるガジェット販売者の多くは昨年、市場の強気の見通しから、ビットコイン採掘デバイスの開発に精を出してきた。しかし、仮想通貨マニアの熱を急速に冷めさせ、リスクテイカーをこの極めて変動の激しい市場の犠牲者にしたいと思う人は誰もいなかった。

Antminer A3(螞蟻鉱機 A3)
Image credit: Bitmain(比特大陸)

ビットコイン採掘デバイスメイカーの Bitmain(比特大陸)は、同社の最新プロダクト Antminer A3(螞蟻鉱機 A3)を2018年1月17日に発売開始した際には、1台あたり中国国内向け20,800人民元(約36万円)、世界向け2,300米ドルでリリースした。ローンチ後間もなく、Antminer は Huaqiangbei で45,000人民元(約78万円)で販売されていたが、ビットコインの価格下落に伴い、この採掘デバイスの価格もガジェット市場で30,000人民元(約52万円)にまで下落した。

この波は販売者のみならず、ビットコインメイカーにも影響を及ぼしている。Bitmain は、Antminer A3 を3月中頃に出荷する2回目のオンラインオーダーを受け付け始めている。初回と2回目では商品の設定はまったく同じだが、2回目では価格が7,200人民元(約12.4万円)と、初回の約3分の1にまで下がった。

この下落は、現在も続く世界的な仮想通貨の大敗の中で生じている。イーサリアムは先週44%以上下落し、本稿執筆段階で636米ドルとなっている(編注:本稿日本語訳公開時点で830米ドル前後まで持ち直している)。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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