イースマイリー、障がい者や難病患者・家族のためのオンラインコミュニティを構築へ——開発者・資金確保に向けクラウドファンディングを開始

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2018.2.19

Image credit :CAMPFIRE

知育動画の企画・制作サービス「KidsTube(キッズチューブ)」など子育て支援事業を展開するイースマイリーは15日、障がいや難病を抱える人と家族のためのオンラインコミュニティを構築するための、資金調達と賛同してくれる開発者の募集を目的として、CAMPFIRE 上でクラウドファンディングを開始した。調達目標金額は300万円で、本稿執筆段階で3分の1程度の資金が集まっている。

イースマイリーは VOYAGE GROUP 出身で、ソーシャルメディア関連アプリを開発してきた矢澤修氏が2016年に設立したスタートアップだ。矢澤氏が大学で社会福祉を学んだ経験を元に、インターネットの社会福祉への活用をテーマに事業を展開している。KidsTube ではこれまでに知育動画を1,400本ほど配信しているが、今回クラウドファンディングを始めたオンラインコミュニティは、イースマイリーの新事業となる位置付けだ。

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ASAC 第4期デモデイでピッチする矢澤修氏
Image credit: eSmiley

このオンラインコミュニティは、障がいや難病当事者の家族が持つ先の見えない不安を解決するために、疾患の進行度に沿った医療情報、同疾患の当事者・家族が持つ知見を集約するとしている。従来の Q&A コミュニティとは異なり、今後起こりうる未来毎に情報が集約されることで、当事者・家族が少し先の未来に対して対策が出来る、ことが最大の特徴だという。

一般的なソーシャルネットワークなど、既存のオンラインコミュニティとの違いを、矢澤氏は次のように語ってくれた。

既存のコミュニティではユーザの多くが健常者であるため、同じ境遇の不安解消の働きは弱く、また誹謗中傷を受けるリスクもあり、ほぼ使用されていません。(中略)

当事者や医療従事者、支援者から、その疾患に関わる情報を収集し、その情報が、障がい・難病当事者の成長や疾患進行度に沿った形でプラットフォーム上に掲載されるのが特徴です。

Image credit: eSmiley

イースマイリーは、東京都が主宰する ASAC(青山スタートアップ・アクセラレーション・センター)の第4期に採択。また、三菱 UFJ リサーチ & コンサルティングが主宰するアクセラレータプログラム「LEAP OVER」の初回バッチにも採択されており、2月28日に都内で開催されるデモデイに登壇する予定だ。将来は慈善事業やソーシャルインパクトではなく、売上・利益を生み出す事業の柱に育てたいという。

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