旅行やアクティビティの検索エンジン「Liigo」が正式ローンチ、観光情報のデータベース化目指す

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旅行やアクティビティの検索エンジン「Liigo(リーゴ)」は2月22日、同サービスの正式版の提供開始をすることを発表した。

2017年2月に設立された同社が提供するLiigoは旅行先の情報に関するサイトやアプリを1つに収集し、ユーザーが求めるコンテンツを手軽に探せることを目指したプラットフォームサイト。ツアーやアクテビティ、レストラン、タクシーなどの情報を提供している。

2017年10月にβ版の提供が開始された。自らツアーを造成することはなく、API連携を活用し、デザインやAIの活用でユーザーが観光時に求める情報へのマッチングの向上を目指す。

現在は日本の観光地に関するコンテンツの提供を実施。今後は決済機能の導入なども視野に入れており、同サービスで探して体験する一連の流れを完結させたい意向だ。現在はVELTRAACTIVITY JAPANなどとの連携を実施しており、数ヶ月後には23社との提携および連携を予定している。

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同社代表取締役の宮本秀範氏

同社代表取締役の宮本秀範氏は同サービスで「未知なる経験に出会う機会の提供をしたい」と語る。今後は同サービスのグローバル展開も実施していく中で、ユーザーが世界中の人やモノ、カルチャーに触れて行く機会の創出を目指している。

異国文化で刺激を受けて留学をしたい、海外で働きたいという人など海外に関連するサービスをリーゴは今後も提供していく意向。そのためのデータベースである検索エンジンが第一歩だ。

「後々は宇宙旅行に関連するサービスもしたいと考えています。将来的には一般の人でも頑張れば人生に1回宇宙に行けるかもしれない、とういった機会を創出したいです」(宮本氏)

今後は9月までにコンテンツの拡充とデザインの改良を予定しており、9月以降にはマーケティングやプロモーションを強化する。現在は自己資本のみでの運営だが、広告予算などをかけるタイミングでの資金調達も検討している。

 

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