習慣化支援アプリ「みんチャレ」開発のエーテンラボ、東急電鉄と沿線オフピーク通勤・通学推進の期間限定プロジェクトを実施

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5人1組のチームで励まし合って早起きしてオフピーク通勤を習慣化
Image credit: A10 Lab

習慣化支援アプリ「みんチャレ」を開発する A10 Lab(エーテンラボ)は29日、東急電鉄と共同で東急線沿線のオフピーク通勤・通学を推進する期間限定プロジェクトを実施すると発表した。実施期間は2018年4月1日〜6月30日の3ヶ月間。ユーザは、早起きしてオフピーク通勤・通学に参加することでアプリ内で利用可能なコインを収集でき、公益財団法人チャンス・フォー・チルドレンを通じて子供の教育支援に寄付することができる。

みんチャレは、ダイエット、早起き、筋トレなど、三日坊主で続かない自己研鑽のための課題を、人が介在するとスケールできないコーチングではなく、同じ課題を持つ人同士が匿名で応援しあえるアプリだ。チームチャット、課題を達成したことを示す証拠写真をシェア、励ましあうことで課題の習慣化を促す。みんチャレを使った場合の習慣成功率は69%と、一人で課題に挑戦する場合に比べ成功率は約8倍の高さ、また、ユーザのアプリ継続利用率は、アプリ利用開始から半年経っても46%という高い値を示している。

2017年10月、「東急アクセラレートプログラム」の第3期デモデイでピッチするA10 Lab(エーテンラボ)代表の長坂剛氏
Image credit: Masaru Ikeda

A10 Lab は、昨年実施された「東急アクセラレートプログラム」の第3期に参加しており、デモデイでは渋谷賞を受賞している。今回の東急電鉄とのプロジェクト協業は、このプログラムへの参加が契機になったと考えられる。

同社は、2017年2月にソニーが運営する「Seed Acceleration Program(SAP)」から輩出され、シードラウンドでソニー、第一勧業信用組合、フューチャーベンチャーキャピタル、グローブアドバイザーズ、吉田行宏氏から6,600万円を調達した。東京都の青山スタートアップアクセラレーションセンター(ASAC)のアクセラレーションプログラム第4期、野村ホールディングスのアクセラレータプログラム「VOYAGER」の第1期Incubate Camp 10th に採択されている。

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