琉球銀行の「BORベンチャーファンド」、第1号案件として人材管理クラウド開発のサイダスに出資

by THE BRIDGE編集部 THE BRIDGE編集部 on 2018.4.27

「Okinawa Startup Program」のデモデイで登壇したサイダス代表取締役社長の松田晋氏(2018年3月)
Image credit: Masaru Ikeda

琉球銀行は、今年2月に設立した「BOR ベンチャーファンド」の第1号案件として HR テック企業のサイダスに出資決定したことを明らかにした。出資金額は明らかにされていないが、BOR ベンチャーファンドの規模が2億円であることや、サイダスの資本金が1億円であることから、最大で数千万円程度とみられる。ラウンドは不明。

サイダスはこれまでに、ジャフコ、ニッセイ・キャピタル、Salesforce.com、SMBC ベンチャーキャピタル、オービック、オービックビジネスコンサルタントから出資を受けている。

サイダスは2011年11月の設立。人材をマネージメントするクラウドソリューション「CYDAS.com」を開発・提供している。属人的に実施されることが多い人事評価をデータ分析で定量的に行える環境を提供し、Salesforce、オービック、OBC、富士通など ERP や各種業務クラウドを扱うベンダーと提携。2017年時点で、のべ100万人に上るユーザデータを保有するという。

琉球銀行が今年3月に実施した「Okinawa Startup Program」のデモデイで、サイダス代表取締役社長の松田晋氏は、CYDAS.com ではこれまで人材視点でデータを集めてきたのに対し、今後は事業視点を加え、人材×事業視点で得られる洞察を API 経由で、さまざまな企業内システムと連携できるようにしていきたいと話していた。こうすることで、例えば、企業内で残業を少なくするには、何を改善すればいいのかが如実にわかるようになり、Office 365 や Alexa との連携で、人のデータがより活用できるようになるのだという。

サイダスは昨年10月に本店登記を那覇市内に変更、今年3月下旬には、セミナーやイベントを開催するオープンスペースと、社員が業務を行う執務スペースを兼ね備えた「サイダス琉球ワークスペース」を那覇市内にオープンしている。

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