LATTICE80、シンガポールのフィンテックハブを閉鎖し仮想通貨ハブを開設——ロンドン本部、NYやソウルに予定の拠点はフィンテックハブを維持

by e27 e27 on 2018.4.11

Lattice80_Singapore_fintech
Marvelstone Group が所有するフィンテック企業 LATTICE80 は本日(4月6日)、シンガポールにあるフィンテックハブを閉鎖し、仮想通貨を専門とするハブをローンチすると発表した。

しかし、他の市場に存在するフィンテックハブに関しては、引き続き運営を行っていくとしている。

同社によると、世界最大級のフィンテックハブを初めて立ち上げた場所であるシンガポール市場を慎重に注視した結果、戦略の変更を決断したという。

当初、フィンテックハブを3万平方フィート(約2,787平方メートル)から10万平方フィート(約9,290平方メートル)に拡張する計画があった。

LATTICE80 の共同設立者で CEO である Joe Seunghyun Cho 氏は、以下のように語っている。

最近、弊社はシンガポールからロンドンに拠点を移しましたが、シンガポールは今でもイノベーションの宝庫であり、これからも同市場に関わっていくつもりです。同国の中心業務地区(CBD)には、ハブとイノベーションラボを融合したフィンテックスペースが現時点で30ヶ所以上存在します。また、フィンテック関連スタートアップも約400社あるので、フィンテックが成長・拡大できるだけの土壌がシンガポールには十分あると信じています。

大きな関心を集めているにもかかわらず、シンガポールにはブロックチェーンや仮想通貨のスタートアップにおける安定したエコシステムが不足していると Cho 氏は実感している。

同業界の様々な設立者や要人たちとの日々の交流の中で、LATTICE80 が持つフィンテックの専門知識に需要があると確信しました。他者との連携や習得、そして共創できるポテンシャルを活用する必要があり、弊社も今すぐ取り組まなければなりません。スタートアップがコミュニティと連携し、アイデアを売り込んだり試したりすることができる場所が求められているのです。

また、同社がローンチした FintechDB と AI エンジンを投資家やステークホルダーに提供すれば、市場をより理解できるようになると Cho 氏は期待を寄せている。国際機関向けの優れたケーススタディの形成、仮想通貨採用の例示、透明性の高い投資プラットフォームの構築に貢献することで、世界の注目がシンガポールへ集まるとしている。

LATTICE80 はフィンテックのスタートアップや法人、金融機関、政府、そして一般市民との連携・習得・共創を目的に、エコシステムを形成する世界的ハブである。2016年11月、フィンテックハブとしてシンガポールに開設され、2018年現在、ヨーロッパやアジア地域にも複数の支部開設の準備に取り掛かっている。

昨年11月、親会社の Marvelstone Group が公共料金やインターネットサービスの使用料、その他レンタル料の支払いを怠ったのを理由に、マレーシアの複合企業 Hong Leong Group から訴えられた後、LATTICE80 は騒動を起こしている。これにより、Lattice80 はオフィスの移転を余儀なくされた。

【via e27】 @E27co

【原文】

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