Omise、仮想通貨取引所事業参入に向け子会社を設立へ

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2017年12月、東京で開催された Global Brain Alliance Forum 2017 に登壇した Omise CEO の長谷川潤氏
Image credit: Masaru Ikeda

バンコクや東京を拠点に、決済ソリューションを提供する Omise や トークンエコノミーを中心としたイニシアティブである OmiseGo(OMG)を擁する Omise Holdings は22日、仮想通貨取引所事業を運営する子会社を設立すると発表した。子会社の社名、拠点、取扱通貨の種類などについては明らかにされていない。

Omise は、Ethreum (Plasma.io ベース)を活用したブロックチェーンである OMG を開発しているが、OMG は Proof of Stake(POS)を採用するため、ネットワークを機能させるためには十分な人数の参加者が必要となる。OMG 参加者を増やすための施策として取引所を開設することで、OMG のトランザクションボリュウムの増大を狙う。

Omise は先月、グローバル・ブレインと共同でブロックチェーンに特化したコワーキングスペース「ニュートリノ」の世界展開を開始すると発表。また、Ethereum を支援する6団体と共同で、Ethereum Community Fund(ECF)を創設し、第1バッチの助成対象となるブロックチェーンプロジェクト5チームを発表している。

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