モバイルWebブラウザ「Smooz」、AIが記事をレコメンドするバージョン1.30をリリース

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東京を拠点とする ASTOOL は18日、次世代多機能モバイル Web ブラウザ「Smooz(スムーズ)」のバージョン1.30をリリースした。対象となるのは iOS 版のみで、Android 版および他言語版については、今後順次リリース予定。新版では、AI を活用した「記事推薦機能」が搭載される。

Smooz にはこれまでに検索単語予測、ブックマークからのまとめ記事生成といった機能が備わっているが、そこに新たな機能が加わる形だ。この記事では、ASTOOL が独自に開発したアルゴリズムによりユーザが今読んでいるページ内容を分析し、その内容に応じておすすめの Web ページの一覧を表示する。また、本バージョンから、ツールバーやメニュー上の機能ボタン配置のカスタマイズも可能となった。

Smooz の戦略は、いわゆるマスではなく、UI にこだわるパワーユーザのニッチ層だ。今年2月には、Smooz は、iOS 版と Android 版の両方について、今年2月末にグローバルリリースを実施し、Product Hunt でのプロダクト紹介ページでは Upvote が400件を超えた。

ASTOOL は2016年6月に Smooz をローンチし、同年8月にシードラウンドで1,500万円、2017年8月にプレシリーズ A ラウンドで8,500万円を調達している。2017年6月には Infinity Ventures Summit(IVS)2017 Spring のピッチコンペティション「LaunchPad」でファイナリストに選ばれた

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