地元の人がツアーガイドになるベトナムの旅行テックスタートアップTriip、日本のガイアックスなどから資金を調達——さらにICOを準備中

by e27 e27 on 2018.4.21

Triip
Image credit: Triip

ホーチミンを拠点とするトラベルテックスタートアップの Triip は、日本のガイアックス(名証:3775)とベトナムのエンジェル投資家 Nguyen Duy 氏から、調達額非開示の資金調達を行なったと発表した。この調達は、同社が2016年2月に Gobi Partners から実施した50万米ドルのシードラウンド調達に続くものだ。

Triip は報道声明の中で、今回の調達により同社の評価額が2016年の250万米ドルから、今年1,000万米ドルにまで上昇したと述べている。調達した資金は、アクセラレーションの加速、ICO のローンチ、人材獲得の支援に使われる見込み。

今回の調達に加え、Triip は、Startup Vietnam Foundation(SVF)と Innovation Capital Management(ICM)との戦略的提携を発表した。ICM は今回、Triip と Nguyen Duy 氏からの調達の関係を取り持つ役割を果たしている。

Ha Lam 氏と Hai Ho 氏夫妻が2013年に設立した Triip は、地元市民にツアーガイドとしてサインアップしてもらい、主要な旅行代理店がカバーしてこなかった、イレギュラーでカスタマイズされたツアーパッケージを提供する。ツアーパッケージは、芸術、音楽、フード、歴史、風景といった地元の文化的要素から、冒険、技術、宝石、スポーツなどの体験まで、さまざまな内容に及ぶ。同社は、ツアーガイド全員が信頼に足ることを保証するために選抜を実施している。

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別の報道声明文で、Ha Lam 氏は次のように説明している。

我々の Triip のクリエイターたちは、彼らの経験を利益のためではなく、心から届けます。彼らは日常の仕事を持っているので、多くの従来のツアーガイドと違い、手数料欲しさで行動しているわけではありません。旅行者は Triip を通じてリアルな人々に出会い、情熱を共有し、友情を作り出すことで、より本物で楽しい旅行体験をすることができると思います。

(Ha Lam 夫妻は、Triip をブートストラップモードで存続するために、自分たちの家を売却したことで知られている。)

今回出資参加したガイアックスは、ベトナムで Triip と似たような内容を提供するスタートアップを運営している。

ICO については、Triip は2,000万米ドルの調達を目指しており、プライベートセールではすでに多くの既存投資家からの参加が得られている。

我々の ICO は2018年の旅行業界で、最大級の ICO になるとみられる。(同社)

【via e27】 @E27co

【原文】

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