グッドパッチ、デザイナー特化キャリア支援サービス「ReDesigner(リデザイナー)」を開始——人材輩出で企業のUI/UXチーム立ち上げを支援

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2018.5.23

デザインファームのグッドパッチは23日、デザイナーに特化したキャリア支援サービス「ReDesigner(リデザイナー)」をローンチした。同社の顧客である大企業やスタートアップにデザイナーを人材紹介することで、顧客社内における UI/UX チームの立ち上げを支援する。

グッドパッチ代表取締役の土屋尚史氏によれば、業界全体においてデザインの重要性が高まる中で、同社の「クライアントのペインポイント」はデザイナーが足りていないことと共に、デザイナーを雇ったことのない会社が社内にデザイン組織を作りたいというニーズが非常に大きくなっているのだという。具体的には、大企業の中にも CCO(チーフクリエイティブオフィサー)といった職位を新たに開設し、外部から新たな人材を迎え入れる事例も増えてきている。

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グッドパッチがクライアントにデザイナーを紹介することは、ともすれば、それまでのグッドパッチの受託業務の減少につながる可能性が考えられるが、その心配を払拭するほどの勢いでデザイナーの需要が増えていることや、デザイン業務を受託しているクライアントに対しても「最終的には社内で内製してもらいたい。クライアントが自走できるように支援していくのがミッション(土屋氏)」として取引しているということで、既存事業との利益相反にはつながらない。

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一方、デザイナーの立場から見てみると、デザイン業務の専門性や多角化などから一般的な転職エージェントでは、デザイナー特有の希望やキャリアパスを十分にフォローできない可能性がある。デザインの会社であるグッドパッチがデザイナーのキャリア形成の一端を担うことで、このような問題が解決できるのではないかと土屋氏は語る。デザイナーにとっては、相性の問題で紹介した企業と合わなければ、別の企業を紹介してもらったり、グッドパッチでの勤務を模索したりといった選択肢の幅が広がることになる。

グッドパッチ代表取締役の土屋尚史氏(右)と、UX デザイナーの佐宗純氏(左)。佐宗氏はキャリアデザイナーとして、ReDesigner の業務責任者を務める。
Image credit: Goodpatch

ReDesigner の業務責任者には、自身も UX デザイナーである佐宗純氏が就任。これまで200社以上のクライアント案件をこなしてきた経験から、クライアントのニーズをデザイナーの目で把握し、最適な人材の紹介に注力したいと抱負を語ってくれた。デザイナーの流入経路については未定だが、近日中にもデザイナーの育成体制を整え候補者を誘引し、デザイナーやデザイナー候補者のコミュニティを組成する計画。近い将来には、毎月30人ほどの新規デザイナーの登録を迎え入れられるマッチングを行えるようにしたい、としている。

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